雑学

話題の副業「間借りカレー」儲かるのか経験者に聞いてみた

 近頃、「間借り営業」というスタイルがサラリーマンの副業として人気だ。もともとある飲食店などの営業時間外に、店舗スペースを間借りして別の業態を営業するスタイルで、中でも「間借りカレー」はグルメ雑誌で特集まで組まれるほどのトレンド。果たしてどこが副業向きなのか?

O氏が間借り営業しているカレー屋

O氏が間借り営業しているカレー屋。内装の雰囲気もよく、こだわりのメニューもあり、店には多くのお客さんが詰めかけている

間借りカレー

――開業資金は10分の1。営業時間外の店で週末だけオーナーに

 実際に間借り物件で、土日だけオリジナル・スパイスカレーの店を営業するO氏(42歳・通信)は語る。

「一番のメリットは、初期費用を約10分の1の70万円に抑えられたこと。家賃は借りる時間の分だけをスポットで支払えばいいし、厨房機器などの設備もお店のものを使えるので金銭的負担は相当軽いです」

 間借り物件を仲介している「よじげんスペース」代表の荒木賢二郎氏によると、ある例では、一から物件を借りた場合は700万円ほどかかる初期費用が、50万円ほどで始められたケースもあるとか。気軽に始められることで、他にもメリットがあるという。

よじげんスペース

よじげんスペース

「商業ベースに乗せていないので、多少原価が高くても、オリジナリティにこだわったカレーが作れる。僕の場合、カレーの原価は3割ですが家賃が一日1万円なので、一日に5万円売り上げれば、半分の2.5万円は粗利で残る」(O氏)

 さらに、間借り営業でも十分な売り上げを上げるために重要なポイントは何だろうか?

イラスト/平戸三平

イラスト/平戸三平

「食材のロスや集客面から見ても営業日数をなるべく多くすること。ガラス張りの路面店など立地がよかったり、もともとお客さんが多い店を借りるのも集客に直結します。なかには法人化して従業員を雇い、昼間のスペースを借りて毎月80万円売り上げている人も。役員報酬をゼロにすれば本業にはバレませんからね」(荒木氏)

 一攫千金も夢ではない飲食店経営が手軽に始められる間借り営業、試す価値は大いにある。

― 儲かる副業BEST ―





おすすめ記事