副業で「Uber EATS」配達員をやったら…時給換算してのけぞった
副業解禁が叫ばれる昨今、どの副業が楽で始めやすいかは気になるところ。話題の副業で5万円稼ぐのは、果たしてどれほどの労力なのか? 実践取材で体当たりで大調査した!
日本でも着実に浸透しつつあるフードデリバリーサービス「Uber EATS」。街中でロゴを背負う配達員の姿を見かける機会も多いが、好きなときに好きなだけ働ける副業として人気だ。
早速、公式サイトから身分証明書などを登録。翌日、恵比寿のサポートセンターで小一時間説明を受けると、お馴染みの配達用の専用バッグが支給された。準備はこれのみ。もういつでも仕事ができるわけだが、バッグは仕切り板が一枚あるだけの簡素なつくり。説明スタッフによれば
「みなさん、料理が傾かないようタオルを詰めたりしています」
「3日で5万円稼ぐ方もいて、配達距離で報酬は変わりますが、80~100回の配達が目安です。3日で達成するのは相当ストイック」らしい。
配達はスマホの扱いに慣れていればアプリの指示に従うだけなので難しいことはない。
が、専用アプリ上の地図の精度が悪いのが難点。いちいちGoogleマップに打ち込み直すのが面倒だ。3時間弱の稼働でケバブや牛丼などを周辺のアパートやタワマンへ3回配達するのがやっと。報酬はいずれも15分ほどの配達で500円程度だった。半年ぶりに乗った家のママチャリだったため、配達から2日は筋肉痛で辛かった。
5万円稼ぐには……相当な根性が必要だと記者は感じた。休日に運動してみようと思う人以外は、地獄だ。
※時給に換算すると……時給500円
鍛えてなければそもそも電動自転車でも長時間の自転車運動はキツい。報酬が週払いのため、急な出費には対応できる
【オススメ度】★★☆☆☆(物好きなら)
<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!4月9日発売号「月5万円(楽)副業決定戦」特集より
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