「パパ活女子」の平均像とは? 900人アンケートから初めて判明
【④雇用形態】
本業の雇用形態を聞くと、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど、満遍なく回答が得られた。
「これも、普通のバランスではないでしょうか。やはり、この回答からもごく普通の女性たちの間でパパ活が行われていることが見えてきます。パパ活なら本業に影響が出ない範囲で稼ぐことができますし、彼氏バレや親バレしにくいので、副業の一つとして選ばれつつあるのだと思います」
【⑤定期的に会っているパパの人数】
回答を見ると、「1人」「2~4人」「いない」が大半を占めている。
「キャバクラだと、けっこうな人数のお客さんと連絡を取り合わないといけません。それってすごく大変。でも、パパ活だったら営業メールのようなことはしなくてよく、気が合う数人の男性と蜜に連絡を取っていればいい。お互いに気楽で、気軽な関係なんだと思います」
【⑥1回のお手当の金額】
パパ活では食事やデートの対価として、女性にお手当をあげる。その金額は5000~1万円程度が一般的と言われている。
「回答を見ると、相場程度だと思います。あえて特徴をいえば、『初回は軽くカフェで5000円でもいい』という女性が増えているのかなという印象があります。キャバクラで裏引きだったパパ活が、今ではアプリを使ってカジュアルにパパと出会えるようになった。出会うチャンスが増えたから、1回の値段が下がったとも言えると思いますね」
【⑦1か月のパパ活の回数】
「月に1~2回」から「週に1~2回」程度が大半を占めている結果に。
「パパ活を普通の人がやっているからこそ、本業の邪魔にならない程度の回数しかやっていない結果になっているのでしょう。それでも、週1回1万円で会っているとすれば、月に4万円ほどもらっていることになります。この副収入ってすごく大きいですよね。1000円の居酒屋のバイトなら40時間分に相当するわけですから、若い女の子たちの間でパパ活が副業の手段になっているのも頷けます」
最後に、みおにゃんまるさんは「たしかにパパ活は一般女性の間に浸透しています。しかし、身元確認をしっかり行っていない出会い系サイトなどで男性と会うと危険もあります」と注意を促す。具体的にパパ活アプリの「運営」や「監視体制」をチェックするようアドバイスする。
「例えばトラブルを未然に防ぐべく、ユーザーのプロフィール画像、自己紹介文、投稿を事前審査し、不適切な書き込みがないことを24時間365日の監視体制で確認しているか、何やトラブルや嫌なことがあれば連絡でき、しっかり対応してくれる運営かどうかをチェックしてください。また、事前にメッセージのやり取りなどで男性の人柄を知ることも重要です」
男性も女性も、パパ活がこれだけ一般に普及した分、自分の責任でトラブルを予防するのも大切ということだ。<アンケート協力/paters>
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