「日の出ウォーキング」で10kg減、性格まで変わった
日の出時に歩き、体重10kg減に成功しただけでなく、人生そのものを激変させた人物がいる。現役ビジネスマンにして「日の出ウォーキング」家元の猪狩大樹氏だ。歩くことを通して「人生は“下半身”で変わる!」という気づきを得た猪狩氏。下半身といっても、ソッチのほうの下半身ではない。今では想像もつかないが、氏はかつて外回りの営業時代、鬼軍曹のような上司として部下に恐れられたという。しかし内勤に替わった途端、持病の腰痛が悪化。偶然手にした佐藤富雄氏の著書で成功ウォーキングの効用を知り、わらにもすがる思いで朝のウォーキングを開始した。
「夜は社用や付き合いがある。勤めながら歩く時間を確保するには、朝しかなかったんです。実際に歩いてみたら、これが気持ちいい! だからすんなり習慣化できました」
次第に腰痛は改善され、体重は激減。歩くなかで湧いたアイデアやひらめきで仕事も順調に運び、人脈も広がっていったと猪狩氏。
「出勤前に歩くと前日のストレスと疲れがリセットされる。心に余裕が生まれ、一日中冴え渡った頭で過ごせるんです。自信もつき、気がつくと仕事も私生活も驚くほど充実し始めました」
とはいえ、我々は基本お疲れモード。早起きのハードルは高い!
「私も元は超夜型人間。なので、初回は休日にトライし、前日は24時には休むよう心がけました。一日30分でOK。まず歩いてみて、爽快感を味わってみてください!」
【やせた以外に得たメリット】
・昇進と年収UP
・集中力
・タイムマネジメント力
・段取り力
・知識欲
・新たな人脈
・腰痛の軽減
・心の余裕
・コミュニケーション力
・規則正しい生活パターン
……etc.!!
【長続きするための秘訣】
●エクササイズ・ノート
ノートに歩行時間やその日の行動、体調等を記録し、生活パターンを把握すると習慣化の助けに。エクササイズブログを立ち上げるのも効果的。
●腕時計型バイブ式目覚まし
目覚ましの音でも起きられない人には、バイブ機能付きの腕時計型目覚ましが便利。次第に体内時計が整い、自然に起きられるようになる。
●iPhoneアプリ
歩行の速度、距離、ペースをリアルタイムで記録する「RunKeeper」で楽しさ倍増。Google Mapsと連動させると、コースと時間も記録できる。
●ウォーキングマップ
地元の名所や散歩コースを紹介した地図を役所等で入手し、時には観光気分を楽しむ。非常時に備え災害避難所マップを片手に歩くのもおすすめ。
【猪狩大樹氏】
日の出ウォーキング家元’61年生まれ。慶応大学法学部卒。皇居一周ウォーキングを月1回主催。著書に『「下半身」を鍛えれば人生はかならずうまくいく』(Nanaブックス)。 http://ameblo.jp/stastney26/
― [歩き方を変えるだけ]で5kgやせられた!【8】 ―
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