更新日:2023年04月13日 01:29
カーライフ

ジープとジムニーとフェラーリの共通点

新型ラングラーの試乗会はどうだった?

 今回我々は、ジープ・ラングラーのオフロード試乗会に参加するため、ジムニーで高速道路を100kmばかりカッ飛ばして行きました。  ジムニーはボディが真四角なので、空気抵抗が大きくて横風にも弱い。加えて四輪リジットサスなので、ハンドルを微妙に修正し続ける必要もあるわけですが、実際走ってみると、それほどつらくなかったです。
オートクラブ

ジープは、ラングラー以外にもレネゲード、コンパス、チェロキー、グランドチェロキーをラインナップ。一番安いレネゲードは293万5000円~。ちなみにジムニーは145万8000円~であります

オートクラブ さすがに燃費はイマイチで、リッター12kmくらい。フツーの軽は高速道路でリッター20kmくらい走るので、それに比べると非常に悪いけど、許容範囲です。直進性のほうも、フツーのクルマに比べればフラフラするなあ、という程度でした。ヘビーデューティな構造を維持しつつ、なんとか現代に適合させようと、開発者は努力を重ねたんですネ!  で、新型ラングラーはどうだったのか?  実は今回はオフロード場での試乗会だったので、すっごい悪路を走破できることしかわかりませんでした! そんな悪路は日本にはないので、まったく無意味ですネ! オートクラブ ただ噂によれば、こっちもジムニーと似たような感じで、燃費も乗り心地も直進性も、フツーのクルマより少し悪い程度らしいです。それでホンモノが買えるなら、安いもんじゃないでしょうか! 【結論】 本格的なオフロード四駆が人気なのは、実は「燃費や乗り心地が悪くて、音もうるさく、真っすぐも走らないから」という面もあります。つまり、悪路を走らなくても、悪路を走ってる気分が味わえるってことなんです!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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