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娘の不正入学疑惑…韓国イケメン“たまねぎ男”スキャンダル噴出の舞台裏

GSOMIA破棄を引き金に文在寅政権を狙い撃ち!?

たまねぎスキャンダル

曺国氏のたまねぎスキャンダルを受けて学生たちは「ろうそくデモ」を実施

 ’17年の発足時には80%超の支持率を獲得していた韓国・文在寅政権が危機に陥っている。日本に衝撃を与えたGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄が発端ではない。最側近のスキャンダルが政権を揺さぶっているのだ。その名も“たまねぎスキャンダル”。韓国人ジャーナリストの柳錫(ユソク)氏が解説する。

韓国イケメン“たまねぎ男”曺国法相候補スキャンダル噴出の舞台裏

「文政権発足時に、司法機関を統括する民情首席秘書官に任命された曺国(チョグク)氏に数々の不正疑惑が持ち上がっています。あまりにも次々と疑惑が浮上してくるので、いくらでも剝ける“たまねぎ男”の異名をとっているほど。娘の奨学金不正受給疑惑や息子の兵役逃れ疑惑、私設ファンドを通じて韓国の公共事業を受注する会社に投資して大儲けしていた疑惑などがありますが、最も大きな批判を呼んでいるのは娘の不正入学疑惑です。  娘は高校2年生だった’08年にたった2週間のインターン活動を行っただけで大韓病理学会に提出された英語の医学論文の筆頭著者に登録されていました。それも当時の身分は“博士”。さらに、’09年に別の大学のインターン課程で発表した論文でも第3共同著者として名前を連ねていた。こうした実績を名門・高麗大学の入学選考時の自己紹介文に記載していたのです。  曺国氏の意向が働いていたかはさておき、虚偽の実績を活用していたのはほぼ確定的。韓国は超がつく学歴社会で、文字どおり命をかけて大学入試に臨む家庭が大半ですから、この疑惑だけでも国民は曺国氏を徹底的に批判し続けるでしょう」 ===== <曺国氏に持ち上がる数々の不正疑惑> 疑惑① 娘が論文執筆実績を偽って大学に不正入学!? 疑惑② 娘が落第して資格を失ったのに奨学金を受給? 疑惑③ 息子は5回も兵役を逃れていた!? 疑惑④ 秘書官就任直後にファンドを通じた公共工事受注企業への投資で丸儲け 疑惑⑤ 父親の財産だけ相続して債務を逃れた? たまねぎスキャンダル たまねぎスキャンダルを受けて学生たちは「ろうそくデモ」を実施。公判中の崔順実被告までも「私の娘は馬術で金メダルを取ったが、曺国の娘はただの不正入学」と批判したことが話題に。そんななか注目を浴びているのが文大統領の娘。今年1月にタイに移住していたことが発覚。政権が倒れたらタイに逃げるつもりか? と言われているとか。 =====  ご記憶の人も多いだろうが、朴槿恵(パククネ)・前政権時代には“友人”の崔順実(チェスンシル)被告が職権乱用や収賄の罪に問われている。このときも娘が名門女子大学に裏口入学した疑惑が取り沙汰されて大炎上。国民の不満が爆発して、ついには朴槿恵大統領の弾劾裁判にまで発展した経緯がある。
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GSOMIAの破棄は『スキャンダル隠し』と批判の声
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表紙の人/ バチェラー・ジャパン

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