小嶋陽菜も苦言。アイドルたちの“クソリプおじさん”被害報告
SNSに生息する“クソリプおじさん”。クソリプとは、主にTwitterで投稿主に対して「クソなリプライ(返信)」を送りつけるという意味だ。元AKB48の小嶋陽菜が苦言を呈したことも記憶に新しい。
タレントの姫花さん(仮名)は「シンプルに体型のことを書かれると、頭にきますね〜」と苦笑いする。
「私、ものすごく太りやすくて普段はかなり節制してるんですけど、それでも生理前などはむくんだり、多少太っちゃったりするじゃないですか。そういうときに『あれ、太った?』『ダイエットしなきゃだね!』って、わざわざ言うのはクソリプだなって思いますね」
ちなみに筆者の場合、自堕落な生活をネタにし、自らを「デブです!」と言っているので、「太った」「ブタみたい」などのリプが来てもまったく気にはならない。だが、普通はそんなことを言われていい気持ちはしないだろう。ましてや人に見られる仕事をしている以上、言われなくても当たり前にみんな体型維持に勤しんでいるのだ。
「あと、たまに化粧のノリが良いときに、さらにアプリを使って自撮りしたら、すっごい盛れたんですよ。肌も陶器みたいにツルツルで。でも、それにきたクソリプが『お肌キレイだねぇ。昨日、Hしたのかな?』。クソリプ以前に、セクハラですけどね。キモすぎ」
芸能人をフォローしていれば、応援の意味を込めて「頑張って」とリプライを送ることもあるかもしれない。しかし、「そのひと言も時にはクソリプになってしまいますね」と話すのは、グラドルのスミレさん(仮名)。一見、普通に応援しているように見えるが……。
「いつも撮影会やイベントに来てくれる人が『これからも頑張ってね!』と言うのはめちゃめちゃ嬉しいし、素直にこれからも頑張ろう! って思えるんですが、まったく現場に来ない人の『頑張って』って、正直しんどい。こっちは、ちゃんと人が集まってくれるかな? 大丈夫かな? って不安だし必死なのに、『僕は行けないけど、頑張って! 君ならたくさん人が来てくれるよ!』って言われても……。何を根拠に? って思うし、そもそも頑張ってるんですけど」
このような適当なクソリプを送ってくる人には特徴があるそうだ。
「しつこく返事を求めてくるんですよね。リプが何十件もあったら、全部には返せない。どうしても、今まで多く会いに来てくれている人や、現場に来てくれた人を優先して返信するんですが、それが気に入らないみたいで……。現場に来ないくせに、現場に来ている人と同じように対応しろって。こっちからしたら、応援って『頑張って』と言われるだけじゃ意味ないんですけど、そこもわかってない感じがするな」
応援の意味を履き違えているのだろうか。私たちは、実際に現場まで来てもらうことで収入が得られる。「頑張って」という言葉だけでは成り立たないのだ。
グラドル(兼ライター)である筆者もクソリプに対するクレームを散々書いてきた。しかし彼らは、それでも図太い精神で我々を悩ませ続ける……。今回は、実際にどんな迷惑なクソリプがあるのか事例を紹介したい。あなたは、いつの間にかクソリプおじさんになってませんか?私がクソリプに対してツイートをすると毎回フォロワーめちゃ増えるんだけど、その影でクソリプおじさん達が居づらくなって、いなくなっちゃったら寂しいなって思うんだけど、ぜんっぜんいるわ。さすが
— 小嶋 陽菜 (@kojiharunyan) August 16, 2019
わざわざ「太った」ってリプライする意味ある?
「頑張って」の一言がクソリプ認定される場合も…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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