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ヴィトンのバッグがカビまみれ…元“炎上タレント”千咲まりが住むカビハウスに潜入

運気の低下や体調不良に悩まされる

天井 取材から約1時間。筆者は“船酔い”したときのように気分が悪くなってきた。壁だけではなく、天井にも傾斜があり、平衡感覚がおかしくなってきたのだろう。  また、同行したカメラマンはしきりに「ノドが痛い」と訴える。彼女のマネージャーにも異変が現れ、ひどい涙目になったり、全身が痒くなったり。室内のはずだが、蚊に数カ所も刺されていた。 エアコン「みんなこの部屋に来ると具合が悪くなるんです」  そう言って、彼女は病院から処方された大量の薬を取り出した。実は、まりさん自身この部屋で生活するようになってから心身がボロボロの状態なのだという。 「肺炎、喘息、気管支炎……。結核の疑いで隔離されたこともあります。無菌室みたいなところに入れられて。結核ではなかったけど、病院の先生には『とにかく早急に引っ越しなさい』って何度も言われました。完全に家が原因だよって」 薬 さらに、体調以外にも悪影響があったという。 「以前は、家賃3万円で風呂・トイレ共同、駅から徒歩30分なんていう悪い条件の部屋に住んでいました。でも、当時は多くて月29日は仕事が入っていたんです。だいたい週5は働いていたかな。それが今は月に1回か2回しかなくなって。大きい仕事も直前でなくなるとかばっかりで……。すごい運気が下がった感じがするんですよね。それで、占い師さんに来てもらって鑑定してほしいんですが、『家の中に悪い気が全部集まってる感じがして行きたくない』なんて言われました」  だが、悪いことばかりではない。良いこともあったそうだ。 「神頼みっていうか。その占い師さんのアドバイスで招き猫を買ったんです。そしたら、カビハウスをネタにしたSNSがバズっちゃって(笑)。もう芸名を“カビちゃん”にしようかな! エビちゃんみたいで可愛くないですか?」 開運グッズ 壮絶なカビハウスに住みながらも、ポジティブなまりさん。現在カビハウス絡みで仕事がくることもあるそうだが、体調を崩しては意味がない。近々、引っ越しを検討しているそうだ。次こそはいい物件に出会い、仕事運も向上することを願うばかりである。<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。Twitter:@sally_y0720
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