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無断キャンセル客の呆れた実態。「行けません」の一言がなぜ言えない?

飲食業界にとって、最大の敵ともいわれる無断キャンセル。被害額は年間2000億円ともいわれる巨大な敵に立ち向かう秘策とは……
飲み会

※写真はイメージです(以下、同)

SNSの登場により無断キャンセル客の被害が明るみに

「助けてください…本日18時半からの団体29名様が連絡ないままキャンセルとなってしまいました…もうコース料理も全部ご用意している状態でこのままだと…お料理のみコース、2000円で飲み放題付き3000円でお立ち寄りいただける方いらっしゃいませんでしょうか…」 「【悲報】本日19時半~の貸切のご予約のお客様が22時を過ぎても誰一人来ない。。。 40名様分のお料理が泣いています。 0時くらいまで片付けながら待っているので、タッパーなり持って引き取りに来てください。勿論お代はいただきません。 心を込めて作った料理や食材様が可哀想。」 「ドタキャン絶対許さない。〇〇小学校の先生、これからこれ全部捨てます。あなた方が軽率な予約をした結果がこれです。人の上に立つ先生がこれは酷いよ。」  全国各地の飲食店が賑わう週末、ほろ酔いの人々の笑顔とは対照的な悲鳴が、SNS上を駆け抜ける。上のツイートのように、ドタキャン被害に遭った店主の叫びは、もはや日常の光景と言っていい。

それでも後を絶たない悪質無断キャンセル客

 大半は「うっかり」とされる無断キャンセル客だが、悪質なケースも少なからずあるようだ。人気イタリアンのシェフ、Aさんに無断キャンセル客の呆れた実態について話を聞いた。 「ウチは無断キャンセルした人は電話番号を登録して、次からはお断りしてます。あるとき、『お断りリスト』の番号から着信があって、コースのメニューを変えてくれと。要するに自分は予約を断られたから、知り合いに予約を取らせていたんだよ。それで、『以前、予約されて来られなかった●●さんですか?』って聞いたら、ガチャ切り。もちろん当日も来なかった」  墓穴を掘るとはまさにこのことか。嘘をつかれて、延々と待ちぼうけを食らったこともあるという。 「時間になっても来ないから電話したら、『今、向かってます』と。20分たっても、30分たっても来ないから電話したら『タクシー乗りました』と。1時間してもう一度電話したら『道に迷ってる』と。場所を教えてくれたらナビしますって言ったら、電話切られたよ」  行けませんと一言伝えてくれれば、ほかの客を入れることもできたのだが、その一言が言えない人はいるようだ。
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ドタキャンを悪用する客も
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表紙の人/ 木村拓哉

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