無断キャンセル客の呆れた実態。「行けません」の一言がなぜ言えない?
某有名焼き肉店のオーナー、Bさんはドタキャンを悪用する客に頭を悩ませている。
「お店が狭くて、テーブルも小さい。だから、2人席だとちょっとキツいんだよ。口コミでその噂が広まったみたいで、狭いのを嫌って2人なのに4人で予約して広いテーブルに座ろうとする客がたまにいるんだ。当日、『2人来られなくなっちゃいまして~』ってシレッと言うんだよ。絶対にワザとなんだよな。まぁ、そういう場合は2人席に移動してもらうだけなんだけどね(苦笑)」
当日、来店時に人数変更を言われるケースも飲食店としては、かなりダメージを受けるという。
「個室は6人以上で基本的にコースを注文してもらう、という店独自のルールがあって予約時に説明もしてるんだけど、当日来たのはラブラブのカップル。個室で2人きりになりたかったんだろうね。でも、こっちは4人分の食材がロスになるから合計6人分のコース料金を請求したら逆ギレ。
結局、払ってもらったんだけど、帰りがけに『Twitterと食べログに書いてやる!』って捨てゼリフを吐かれたから、どうぞ!って笑顔で返してあげたよ」(人気創作和食店・Cさん)
悪質な無断キャンセル客たちの傍若無人な振る舞いは、もはや笑いごとではないのだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!10月1日発売号「ドタキャン客を撲滅する方法」特集より

―[ドタキャン客を撲滅する方法]―
1
2
![]() |
『週刊SPA!10/8
号(10/1発売)』 表紙の人/ 木村拓哉 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
【関連キーワードから記事を探す】
クリスマスに女子大生と合コン、喜ぶおじさん二人に悲劇が…
クリスマス当日にデートをドタキャン…仕方なかった理由とは?
弁当の“いたずら予約”の被害を打ち明けた「とんかつ店まるかつ」を直撃!
新婦が「結婚式当日に現れない」は本当にあった…地獄すぎる結婚式とその結末
飲食店の無断キャンセル客、被害額2000億円。弁護士が料金回収する方法とは
この記者は、他にもこんな記事を書いています