無断キャンセル客の呆れた実態。「行けません」の一言がなぜ言えない?
某有名焼き肉店のオーナー、Bさんはドタキャンを悪用する客に頭を悩ませている。
「お店が狭くて、テーブルも小さい。だから、2人席だとちょっとキツいんだよ。口コミでその噂が広まったみたいで、狭いのを嫌って2人なのに4人で予約して広いテーブルに座ろうとする客がたまにいるんだ。当日、『2人来られなくなっちゃいまして~』ってシレッと言うんだよ。絶対にワザとなんだよな。まぁ、そういう場合は2人席に移動してもらうだけなんだけどね(苦笑)」
当日、来店時に人数変更を言われるケースも飲食店としては、かなりダメージを受けるという。
「個室は6人以上で基本的にコースを注文してもらう、という店独自のルールがあって予約時に説明もしてるんだけど、当日来たのはラブラブのカップル。個室で2人きりになりたかったんだろうね。でも、こっちは4人分の食材がロスになるから合計6人分のコース料金を請求したら逆ギレ。
結局、払ってもらったんだけど、帰りがけに『Twitterと食べログに書いてやる!』って捨てゼリフを吐かれたから、どうぞ!って笑顔で返してあげたよ」(人気創作和食店・Cさん)
悪質な無断キャンセル客たちの傍若無人な振る舞いは、もはや笑いごとではないのだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
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