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「なんでんかんでん」川原ひろし社長は、なぜ復活できたのか?

 ピンチをチャンスに変えるには何が必要か? どん底から這い上がった男たちが語る。

川原ひろし~人気店を復活させた名物経営者の哲学

 ’90年代のラーメンブームを牽引した博多ラーメン店「なんでんかんでん」。名物社長の川原ひろし氏が手がけ、最盛期は一日の売り上げが100万円を超える超人気店だった。だが、本店は’12年に25年の幕を下ろし、閉店してしまう。 「世間じゃ倒産したと言われたけど、ウチは一度も倒産したことはないよ(笑)。ただ、車で多くの人が来てくれていたんだけど、年々駐車の取り締まりが厳しくなってしまって。場所を変えようと思ったんだけど、そこもダメになってさ。そんな時代の流れもあって閉めることにしたんですよ」  しかし、’18年に突然の復活を果たすことになる。 「また出せたのは本当に人の縁があったからこそ。昔からともかく人に会うことだけは心がけているんだけど、現在の物件でやってみないかって声をかけてくれる人に巡り合ったのがきっかけ。そこから話が広がって、イギリスやドイツでの出店準備も進めているよ」
なんでんかんでん行列お待たせ劇場

待っている人を退屈させないようにと始めた「お待たせ劇場」。復活した高円寺店でもライブを行っている

 そんな鮮やかなリベンジを遂げた川原氏だが、逆境を乗り切るための秘訣はぶれない姿勢だと自身の経験も踏まえて説く。 「自分なりの正義感を持って、悪いことは絶対にしない。以前、『しくじり先生』に出たときにスープを薄めて出したとかってことになっていたけど、あれはかなりオーバー! そして、感謝の気持ちを表現すること。それが一番大切! そうすれば、自然と周囲が力を貸してくれる。あとは頑張りすぎないこと(笑)。人生は意外とどうにかなるもんだよ」 <川原ひろしのリベンジの極意> ●正義感を常に持って悪いことはしない ●周囲の人に感謝の気持ちを忘れない ●頑張りすぎない。人生はどうにかなる(ケセラセラ) 【川原ひろし】 博多ラーメン「なんでんかんでん」社長、タレント。東京で本場の味を提供し、同店は一躍有名店に。近年は結婚式で歌や司会なども務めるほか、YouTuber「なんでんかんでん社長公式チャンネル」としてもデビュー <取材・文/週刊SPA!編集部>
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