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肥満系アイドル・びっくえんじぇる、「1万円分食べちゃいました」撮影の裏側を大公開

 肥満落下系堕天使アイドル「びっくえんじぇる」。群雄割拠さまざまなアイドルがしのぎを削るなか、3人合わせて総体重280kgというそのビッグなボディで、文字通りひときわ大きな存在感を醸しだしている。

「びっくえんじぇる」メンバーは橋本一愛(写真右)、大橋ミチ子(写真中)、多田えり(写真左)の3人

 自らが“デブ”であることを正々堂々とアピールし、世の中のデブに対する偏見や壁をぶち破るべく活動している彼女たち。12月13日(金)に新宿BLAZEで行われるワンマンライブを完売すべく日夜奮闘が続いている。

YouTubeの登録者数は12万人超え!

 そんな彼女たちの人気を支えている活動の一つがYouTube動画。昨年4月にチャンネルを開設したばかりにもかかわらず、登録者数12万人突破という実績が認められ、12月4日に開催される一大イベント「YouTube FanFest 2019」(YTFF)のファイナリストにノミネート。惜しくも出演は逃したものの、その健闘ぶりは多くの人たちの感動を呼んだ。そこで今回、びっくえんじぇるの人気企画「1万円分食べちゃいました」の撮影に密着した!  今回、彼女たちが挑戦したのは「おデブがピザ1万円分食べ切るまで帰れません」。ピザーラで1万円分注文し完食するまでを克明に記録した、ある意味究極のドキュメンタリー。タイトルを聞いただけでお腹いっぱいになる人もいるかもしれないが、彼女たちが美味しそうに食べている姿を見ていると、悲壮感を飛び越え、どこか楽しく見えてくるから不思議だ。

マクドナルド1万円分に6時間……

――お疲れ様でした! 撮影の感想を聞かせてください。 大橋:正直1万円分食べるって、めちゃめちゃ大変です(笑)。3人とも朝食抜きでしたけど、いのり(橋本)ちゃんはたまに食べてくるよね(笑)。

ピザを頬張る大橋ミチ子

橋本:私の場合、好き嫌いがけっこう多いのですが、誰が何をよく食べれるか把握しているので、撮影ではみんなのことを考えてオーダーしました。 多田:誰が一番食べられるかはその日の調子にもよりますけど、私とみっちゃん(大橋)は昨日、激辛麻婆豆腐を食べてます(笑)。以前、わんこそば食べたときは、みっちゃんのほうが食べてましたね。 橋本:でも、今回は早かったよね。

サラダ担当の橋本一愛

多田:マクドナルド1万円分のときの6時間に比べたらね(笑)。昔はミニトマト500個とか、ケバブ30個とかも食べてたよね(笑)。 大橋:私、いつもこの企画が終わると「今日はもう何も食べない!」って思うんだけど、夜中の0時とか1時になるとまた食べちゃうんだよねぇ(笑)。

動画編集は1人で。それぞれの編集スタイルとは

――みなさんはアイドルの活動を知ってもらうために、YouTubeに動画を投稿されてますが、編集も自分たちでされているということで、工夫している点や苦労などありますか?

彼女たち自ら動画のセッティングをしている

大橋:企画に関しては、人気のYoutuberさんを探し出して、「こういうサムネの撮り方だから伸びているんだ」というふうに分析したりして、良い点を取り入れるようにしています。あとはYouTubeで伸びやすいワードを3つ組み合わせることを意識してタイトルをつけてます。 多田:でも、私たち本当にゼロから始めているので、最初はまったく編集技術を知らなかったんですよ。それに、1人で出演している動画は必ず自分で編集しているので、それぞれ性格が違う分、編集のスタイルも微妙に違います。凝った動画をつくるのは私ですけど、作業が早いのは、いのりちゃんですね。毎日コツコツやっているのがみっちゃんかな。

動画の編集作業を行っている多田えり

大橋:えりぴよ(多田)はけっこうツッコミがうまいよね。テロップとか。 橋本:私は集中力がすごいんです(笑)。始めちゃうと夜の8時から朝の6時までとか、一気に終わるまで作業しちゃうんですよ。でも、素人だった私たちでも簡単にできるんだから、パソコンの知識がある程度あればみなさんでも全然できると思いますよ。マシンは私とえりぴよがMacBookで使用ソフトは「Final Cut Pro」、みっちゃんがWindows版の「Fimora」です。熱心なファンの方が見たらメンバーの誰が編集したのかきっとわかると思います。

インスタライブの配信風景

サブチャンネルの投稿風景

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