バナナマン設楽は西武鉄道の駅員、チョコプラ長田は陶芸教室の人気講師…前職が意外な芸能人
芸能界に身を置いて、華々しく活躍しているタレントたちのなかには、そのイメージからはまったくかけ離れた、意外な仕事の経験者が少なくない。
例えば、2018年にブレイクしてから現在に至るまで、メディアから引っ張りだことなっているチョコレートプラネット・長田庄平の前職について。以前から手先が器用だったという彼は、モノ作りが得意という長所を活かし、京都府の清水寺近くにある陶芸教室で講師をしていたという。しかも、当時から芸人としての才能を発揮していたのか、行楽シーズンになると、1日1000人近い生徒を教える人気講師だったとのことだ。
今回の記事では、彼のように「そんなことしてたの?」と驚いてしまうこと必至な、予想外の職業に就いていた芸能人を紹介する。早速見ていこう。
さまざまなバラエティー番組や、情報番組の司会者として活躍中のバナナマン・設楽統は、芸能界入りする以前に、西武鉄道で勤めていたことを明かしている。
将来的には地元である秩父の観光事業に携わるつもりで、高校卒業後に西武鉄道へ就職したという設楽は、西武池袋線・小手指駅の駅員として勤務。駅を利用する学生たちの間では、「イケメン駅員」と話題になるほどの存在だったという。
設楽は現在でも、故郷に帰るたびに、あのまま西武鉄道に勤め続けていたらどうなっていたのか考えてしまうそう。芸能界に憧れを抱き、半年で職を辞したとのことだが、その選択も、今となっては大正解だったと言えるのではないか。
90年代の音楽シーンを席巻したバンド、JUDY AND MARYの元ボーカルであり、ソロとなってからもリスナーからの支持を集め続けているアーティスト・YUKI。音楽業界の第一線で活躍している彼女が、高校卒業後に故郷・函館で就いていた職業は、なんとバスガイドである。
地元のバス会社に、ほんの少しの期間だけ勤めていたというYUKI。そのエピソードはほとんど語られていないが、就職試験として行われた歌唱のテストで大声を出した彼女は、採用後の研修で「大きな声で歌っていた人」と呼ばれてしまったそう。働く前から、歌で大きなインパクトを残していたようだ。
2017年発売のアルバム『まばたき』の収録曲『バスガール』の歌詞には、バスガイドだった当時の体験や記憶が活かされている模様。また、ライブの演出でも、バスガイドをイメージした制服姿を披露したことがあった。
要潤は、陸上に打ち込む学生時代を過ごしていたものの、重要な試合で失格となり、大きな挫折を味わったことで、自分の身体が資本になる仕事として役者の道を志したという。上京した彼は、20種類以上のアルバイトを経験しながら生活費を稼ぎ、俳優を目指していたそうだ。 なかでも意外な前職が、現在の姿からは想像のつかない警備員の仕事である。そのイケメンぶりは当時から健在だったようで、同時期に勤めていた居酒屋で『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のスタッフから声をかけられ、番組出演をかけたオーディションの誘いを受けたとのこと。 これに見事合格した要は、印象に残るようにとあえて警備員の制服を着用し、「看板男コレクション」というコーナーに出演したらしい。 この策が功を奏したのか、要はコーナー内でグランプリを獲得してみせ、これが俳優デビューのきっかけに……はならず。その後、番組とはまったく関係のない別のスカウトに見出だされ、役者としてのキャリアをスタートさせることとなった。
サンドウィッチマン・伊達みきおは、そのコワモテなルックスに反し、福祉用具を取り扱う会社に5年間務め、営業マンをしていたという経歴の持ち主である。
父親のツテで就職したという伊達は、持ち前のトーク力もあり、優秀な営業成績を残していたとのこと。仙台本社で一番大きなエリアを担当し、早朝から深夜まで続く激務を日々こなしていたのだとか。
しかしあるとき、祖父の急な死を経験し、人の一生があっけなく終わってしまうことを痛感したという伊達。それならば好きなことをやったほうがいいと、かねてより憧れだったお笑い界に飛び込むことを決意したそうだ。
マジック界の大御所であるMr.マリックがエンターテイナーになる前に勤めていたのは、ガス機器メーカーとして有名なパロマ。会社の部屋に閉じこもり、一人コツコツと図面を引いていたという。
高校生時代には、百貨店で行われている実演販売の様子を、開店から閉店まで眺めていたというほど手品好きだったマリック。そんな彼に、ある日転機が訪れる。会社からの帰宅中に立ち寄った百貨店で、実演販売員から声をかけられたのだ。
なんでもこの販売員は、仕事を辞めることに決めていたそうで、空いてしまうポジションの代役として、一会社員だったマリックを誘ったのだとか。これをチャンスだと判断したマリックは思い切って転職し、マジシャンへの第一歩を踏み出すことになったそうだ。
――前職が意外な芸能人たちを紹介してきた。実は今回紹介した5人以外にも、驚きの職歴を持つ芸能人は数多く存在している。気になった方は、ぜひご自身でも調べてみてほしい。<文/後藤拓也(A4studio)>
今回の記事では、彼のように「そんなことしてたの?」と驚いてしまうこと必至な、予想外の職業に就いていた芸能人を紹介する。早速見ていこう。
バナナマン・設楽統:西武鉄道で駅員
YUKI:地元・函館でバスガイド
2017年発売のアルバム『まばたき』の収録曲『バスガール』の歌詞には、バスガイドだった当時の体験や記憶が活かされている模様。また、ライブの演出でも、バスガイドをイメージした制服姿を披露したことがあった。
要潤:警備員として『笑っていいとも!』に出演
要潤は、陸上に打ち込む学生時代を過ごしていたものの、重要な試合で失格となり、大きな挫折を味わったことで、自分の身体が資本になる仕事として役者の道を志したという。上京した彼は、20種類以上のアルバイトを経験しながら生活費を稼ぎ、俳優を目指していたそうだ。 なかでも意外な前職が、現在の姿からは想像のつかない警備員の仕事である。そのイケメンぶりは当時から健在だったようで、同時期に勤めていた居酒屋で『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のスタッフから声をかけられ、番組出演をかけたオーディションの誘いを受けたとのこと。 これに見事合格した要は、印象に残るようにとあえて警備員の制服を着用し、「看板男コレクション」というコーナーに出演したらしい。 この策が功を奏したのか、要はコーナー内でグランプリを獲得してみせ、これが俳優デビューのきっかけに……はならず。その後、番組とはまったく関係のない別のスカウトに見出だされ、役者としてのキャリアをスタートさせることとなった。
サンドウィッチマン・伊達みきお:福祉関係の用具を売る営業マン
Mr.マリック:パロマで図面引き
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