ライフ

GU2019秋のマストバイ5選。英国老舗ブランド風ジャケットは要注目

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第251回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回はGUの「秋冬マストバイ」5つを紹介します。今年のGUはかなり気合が入ってる! ユニクロに負けまいと高級感やトレンド感を意識して値段不相応なモノつくりをしています。紹介するものはどれも安価で高級感あり。30代以上の大人でも抵抗なく使えるものばかり。もうGUは昔の「安っぽいガキンチョブランド」じゃありませんよ!

▼毎年マイナーチェンジを繰り返すGUの定番コート

ウールブレンドフーディステンカラーコート 5990円(+税) ウールブレンドフーディステンカラーコート 5990円(+税) この値段でウール50%混紡素材。天然素材であるウールをふんだんに使ったコートですが、これで5990円にできるのは本当に驚き。ポリエステルが混紡してありますが風合いは高級ウールに近く、厚みがあり、毛並みも美しくてツヤ感もある。  実はこのアイテム数年前から展開しているGUの定番商品。毎年、マイナーチェンジし、進化を繰り返しているアイテムなのですが、今年は初めてフードが取り外しできる機能がつきました。  セミロング丈のステンカラーにフードがついた形状なので、ONスタイルではフードを外してスーツ用のコートとして使うこともOK。セミロングなのでスーツジャケットの上から着ても裾がはみ出すことがありません。見た目もシックでシンプルなのでONスタイルとしてのTPOも問題なし。カジュアルではフードをつけて首元にボリュームを与えると小顔効果が働き、スタイルがよく見えるメリットも期待できます。  高級感ある風合いとON&OFF使える脱着機能で5990円。文句なしにおすすめです。もちろん裏地が安っぽいとか、もう少し起毛感を抑えてほしいとか細かい要望はありますが、5000円台なら許せるレベル。「今年コートを買うお金がない」「ビジネス用のコートが欲しい」なんて人におすすめです。

▼アローズで4万円で売られていたら「ああ、そうか」と思う

コーデュロイビッグコートCL+E 4990円(+税) コーデュロイビッグコートCL+E 4990円(+税) もうこれ、GUのタグがついてなければブランドモノとして信じてしまうレベル。アローズに4万円のタグがついてハンガーにかかっていたらもうわかんない。  超ロング丈のコート。今年は膝まで届く超ロング丈、マキシ丈のコートがメンズでも人気です。レディースは体型を隠してくれるマキシ丈が毎年変わらず人気ですが、ここ数年はメンズにもトレンドが落ちてきており、冬場はすっぽりと身体の線を隠したおしゃれ男子を見かけるようになりました。合わせる際は細身のパンツや足首が出たスッキリシルエットのものを選ぶと、体型がグッと細身に感じられスタイリッシュに見えます。  量販店で売られているロングコートの多くは安っぽい素材が多く、「子供っぽくてペラペラでとても着ることができない」なんてものも。ところが、GUは今回コーデュロイ素材を選びました。コーデュロイは安い素材でも案外、風合いがバレない。ウールの良し悪しはなんとなく見てわかるけど、コーデュロイって意外とわかんないのですね。同じコーデュロイでも今回は固めの素材を選んでおり、体の線も出ないし、安っぽく見えるシワが出にくいものとなっています。  4990円とは思えないほど高級感があるコート、これ誰もGUとは思わないでしょう。防寒性はそこまで高くありませんが、身幅と肩幅が広めなので中にインナーダウンなどを仕込めば十分越冬できるはずです。

▼バブアーじゃん

ハンティングジャケット+E 1990円(+税) ハンティングジャケット+E 1990円(+税) ハンティングジャケット+E 1990円(+税) バブアーじゃん。  英国老舗アウトドアブランドのデザインにクリソツなこちら。怒られないギリギリの領域な気がしますが……。しかし、単なるパクリデザインだけでなく素材からシルエットまで案外、しっかり丁寧につくっています。  ポリエステルと綿を使った素材なのですが、量販店によくあるテカテカの素材感ではなく光沢を抑えた重厚な印象。断言しますが、1990円の風合いではありません。ビームスに行くとこんな素材で1万9000円なんてよくある。ぜひ店頭で実物にふれてみてください。  また、無駄な切り替えデザインやカラーリングは抑えて(GUはたまに暴走しがちですが……)大人っぽく仕上げています。某英国老舗ブランドと同様に襟はコーデュロイ素材を採用。光沢のあるコーデュロイが顔まわりにあるため上質な印象が目立ちます。  セミロング丈でスーツの上に着用してもジャケットの裾が出ないため、ONスタイルでも使えます。シンプルデザインと品の良いシャツ襟つきなのでONOFFどちらもいける。ただし、防寒性は低めなので冬まで使うならインナーダウン必須です。ただ1000円台ですからね、これなら文句は言いません。
次のページ 
学ランにならないワイドスラックス
1
2
最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

ユニクロやGUでもおしゃれな人は何が違うのか?

試し読みはこちら
幸服論――人生は服で簡単に変えられる

『得する人損する人』(日本テレビ系)で話題の著者、最新刊。自信は服で簡単につくることができる!

●新刊『幸服論』の一部がcakesにて無料で読めるので、ぜひ! https://cakes.mu/posts/19687


最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!

Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事