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ユニクロ、2019秋冬のマストバイ5選。メルカリを賑わすフリースは完売間近

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第250回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今年のユニクロはちょっと違う! 元エルメスのディレクター、クリストフ・ルメールを迎えた「ユニクロU」ライン、世界的に支持されている日本発ブランド「エンジニアドガーメンツ」とのコラボ、スペインの老舗ロエベのデザインを務める「JWアンダーソン」とのコラボ、数多くの世界的なデザイナーとの協業を行い、モノつくりを洗練させています。一部商品はすでに完売し、メルカリで高値で取引されるほど。ユニクロがオークションで高値で取引ですよ? 信じられますか!?  そんな気合いの入りまくった今年のユニクロ。「この冬、絶対に逃しちゃいけない!」と思える絶対に買うべきマストバイ品を5つ紹介します。

▼メンズのストールで珍しい超良品!

ビッグストール 1990円(+税) ビッグストール 先日、発売されたばかりのJWアンダーソンコラボ品。イギリス人デザイナーらしい伝統的な柄使いのストール。これが1990円とは思えないほどクオリティが高い!  何しろストールってロクなのがないんです。もちろん1万円も出せば大判で厚手で高級感あるものがありますが、量販店で買うストールってどれもペラペラ。サイズ感は布を節約した小ぶりのものばかりだし、柄はおじさんくさい古臭いものばかり。  なぜこんなにもメンズストールってロクなのがないのか……それはそもそも巻物をする男性が圧倒的に少ないからです。メンズのストールやマフラーはとにかく売れない。面倒なのか、興味がないのか、小物は後回しにしちゃうのか、市場が育つほど売上がないんです。だからこそストールはいつまでも粗悪で値段が高いものばかり。なかなか恵まれていません。  しかしながら考えてみればストールほど便利なものはない。顔まわりに大きな布が来るため、小顔効果が働くのがまず一つ。女子は写真を撮るときに顔の近くに手を必ず近づけますが、あれは小顔効果を感覚的にわかってるからです。  顔の近くに布でも手でも何かがあると対比で顔が小さく見えるのです。「八頭身」という言葉がある通り、顔は手足の長さなど体のバランスを計る基準として機能するもの。顔が小さく見えると、不思議と手足が長く見えてスタイリッシュに感じるわけなのです。  加えて「柄」ストールの場合は、無地の地味なコートなどアウターの印象を激変する力を持っています。コートを買い換えるのは勇気が必要ですが、ストールなら価格も手頃だし、サッと巻くだけで印象が変わる。去年一昨年のコートが一気に蘇ります。  そんなストールですが……メンズでは珍しい「良品」をJWアンダーソンが出してくれました。大判サイズで厚みもあり、高級感がある。トーンを抑えたメンズライクなカラーリングで黒系のアウターとも相性抜群。それでいて1990円? これは買うしかないでしょ!  こちらのアイテムは動画でも解説しているのでよければご覧ください。
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メルカリ市場が大騒ぎしている即完品
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最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

ユニクロやGUでもおしゃれな人は何が違うのか?

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