更新日:2023年05月23日 17:55
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グラドルの家賃2万円風呂なしアパート時代「財布に500円すらない…」

母親の借金を水商売で返済、その後は貯金魔に

 現在の蓮美さんに“貧乏”な様子はまったくない。だが、当時の貧乏な暮らしが芸能界の仕事に活かされているという。 「母の借金は私が18歳から数年の間、水商売をしてなんとか返済しました。週6で出勤して、とにかく節約、返済、節約、返済の繰り返し。それから芸能活動を始めましたが、ずっと自炊していたから料理が得意になって、節約レシピ中心の料理番組をやらせてもらったこともあるんです。とにかく貧乏だったんで、毎日が試行錯誤でしたから」  4月から北海道に移住し、バイク関係の仕事を中心に活動していくという蓮美さん。慣れない土地での生活に不安はあれど、金銭面においては不安はないと言い切る。 「家賃2万の風呂無し生活を送っていたおかげで、貧乏がトラウマ。その反動で、すごい貯金魔になったんです。母の借金を返済し終わった後も貯金を続けています。  もしも最悪、風呂無しの部屋に住むことになったとしても……。ベッドが無くても、炊飯器が買えなくても、たぶん明るく頑張れると思う!」  貧乏が原因でいじめられた過去を乗り越えつつ、前向きに生きる姿勢に感服せざるをえない。彼女ならば将来、再び大きな困難にぶつかったとしても自ら道を切り開いていくのだろう。<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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