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「吉野家」の色違いにはどんな意味がある? 青、黒、緑の吉野家も…

 サラリーマンの強い味方、「うまい、やすい、はやい」でおなじみの牛丼チェーン「吉野家」。オレンジの看板が目印だが、それ以外のカラーを採用した店舗があることをご存知だろうか。じつは、オレンジに緑の線が入ったものや、青や黒など吉野家のイメージを覆すようなカラーまで存在しているのだ。
牛丼

吉野家の牛丼。じつは、吉野家の一部店舗ではそばやケーキが食べられる

 これらの看板の違いにはどんな意味や狙いがあるのだろうか。今回は、吉野家の広報に聞いてみた。

「青」の吉野家は本格十割そばが楽しめる

オレンジ

普段から見慣れた「オレンジ」の吉野家

 まずは、従来のオレンジと緑の線が入っている店舗の違いについて聞いてみる。 「オレンジの看板のお店は、牛丼が食べられるいつもの吉野家です。緑の線が入っているものも、じつはオレンジの店と同じです。元々はオレンジをベースに黒い文字の看板だったのが、近年オレンジをベースに緑の文字の看板に変わりました」(広報担当者、以下同)  つまり、緑の線が入っているのは吉野家の比較的新しい店舗ということになる。  続いて青い看板の吉野家について聞いてみると、「そば処吉野家」という牛丼と本格十割そばが楽しめる店舗なのだそう。  ホームページを見てみると、「十割そばにこだわった新しい吉野家。牛丼にこだわるのと同じように、そばにもとことんこだわっています」「お客様に最もおいしい状態で召し上がっていただくために、お店でこまめにそばを打ち、こまめに茹でています」と書いてある。なんと、各店舗でそばを打つというこだわりよう。また、牛丼だけではなく、マグロ丼なども用意。  関東では、藤沢北口店、長津田店、412号線厚木林店、16号線岩槻店、463号線バイパス和ケ原店など、郊外に点在している模様。
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「黒」の吉野家はカフェさながら
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