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業界人が追憶する「三浦春馬の人間性と演技力」。新ドラマの代役探しは難航…

 人気俳優の三浦春馬さん(30)が7月18日に都内のマンションで首を吊った状態で見つかり、搬送先の病院で死亡した。数週間が経過した今でも悲しみの声は絶えない――。  子役としてデビュー以降、ドラマや舞台、ミュージカルを中心に俳優としてマルチに活躍していたほか、情報番組『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK総合、木曜午後10時30分~)ではレギュラーMCを務めるなど、順風満帆な芸能人生を送っていただけに、あまりにも突然すぎる死への衝撃は大きかったようだ。  多方面から彼の訃報を偲ぶ声が寄せられているが、テレビドラマ業界関係者たちにも彼との思い出、ドラマに向き合う姿勢について聞いた。  また、9月から放送予定の新ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系、火曜午後10時~)の主役に抜擢されていたが、その代役に関する最新情報についても直撃した。

マジメで努力家だがシャイな一面も……『ゆず』の話題で意気投合

 某局のドラマ制作部に所属し、20代前半だった三浦春馬さんが出演したドラマのディレクターを担当していたA氏はこう語る。 「とにかくマジメで、ドラマに真摯に取り組んでいる努力家の印象しかありません。イマドキの俳優さんは仕事に関してマジメな方が多いのですが、その中でも三浦さんの役に対する熱量は別格でした。若手時代から、ベテランの監督さんやディレクターにも積極的に質問や意見を言えるタイプの俳優さん。ドラマ『14才の母』(日本テレビ系、2006年)や映画『恋空』(2007年)のヒットで人気者だったにもかかわらず、決して偉そうな感じにもならず謙虚だったことも覚えています。  その反面、シャイで人見知りなタイプだったのか、初めて交流するスタッフからはぶっきらぼうに思われていたかもしれないですね。私が『ゆず』のファンだと伝えると、三浦さんも『ゆず』が大好きだったようで、そこから打ち解けることができました。彼が出演するゆずの「うまく言えない」のミュージックビデオがYouTubeで公開され始めたのですが、それを見るたびに涙が止まりませんね……」

専門家に会いに行くほどのストイックさ

 また、ドラマ制作会社の女性プロデューサーB氏からはこんな話を聞けた。 「ウチの会社で制作していたドラマに出演したころは、演技面で悩みがあるように見受けられたようでナーバスな時期もあったそうです。しかし、彼のストイックさゆえだとスタッフもそこまで深く疑問視していませんでした。2016年にミュージカル『キンキーブーツ』で小池徹平さんとW主演を務めてからは新境地を開くことができたのか、性格も以前よりは前向きになったと関係者には聞いていたのですが……」  2019年に舞台の『罪と罰』で主役を務めた際には、自らの足で牧師の方に歴史的背景を聞きに教会へ出向いていたと事務所の方に聞きました。あまりのストイックさに感服した記憶がありますね」
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9月新ドラマの放送開始と代役はどうなる?
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