仕事

入社3か月で辞めた新入社員、退職の挨拶に持参したのは“菓子折り”ではなく…

入社初日に「私には仕事が覚えられません!」と退職

女性 半導体企業に勤める百合子さん(仮名・女性)の勤める会社に入社してきた女性は入社したその日に退職した。 「大人しそうな方でしたが、イマドキの普通の女の子でした」  入社挨拶を終え、いざ仕事開始。しかし女性はメモを取ることもなく上の空。百合子さんは「聞いているのかな?」と不安になったという。何か聞いても「はい……」という自信なさ気な返事が返ってくる。 「休憩時間に、なんで半導体の仕事に興味を持ったのか聞いてみたんです。そしたら『求人に簡単な仕事って書いてあって。でも、こんなにたくさん業務があるって聞いてなかったんです』って言われて。あんまり働きたくないのかなって思いました」  初日ということもあり、ざっと1日の仕事の流れを伝えて終わった。もともと百合子さんは初日にあれもこれも教えるのは難しいと考えていたが、あまり教える気にもならなかった。その女性は帰宅前に部長のもとに行き、会社を後にした。  しかし翌日以降、彼女が仕事場に姿を現すことはなかった。 「帰宅前に部長に『わたしにはここの仕事は覚えられない、辞めます』と伝えたそうです。まだほぼ教えてないも同然だったし、そもそも覚えてみようとしてたのか疑問でした。求人の『簡単な仕事』で応募したにしても、もう少し自分に合うか合わないか考えてみたほうがよかったと思うんですが……」  部長も「不思議な人だったね」と話していたそうで、新入社員の入社時期になると、だれもが思い出すのだとか……。<取材・文/星谷なな>
5歳の頃からサスペンスドラマを嗜むフリーライター。餃子大好き27歳。 たまに写真も撮ります。Twitter:@nanancypears
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート