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劇場版『鬼滅の刃』上陸を望む海外ファン、“煉獄さん”ガチコスプレも

ロックダウン中の国も

 このような事情を抱えているのは、インドネシアだけではない。アメリカでもヨーロッパでも、新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向にある。この記事を執筆している今、ドイツでは部分的ながらもロックダウンが実施されている。映画館は少なくとも11月末まで閉鎖される。  隣国フランスはさらに厳しく、日常の買い物以外の外出は基本的に禁止。違反者の取り締まりに警官だけでなく、憲兵が動員されている。鬼滅の刃の歴史的大ヒットは、それ故に懸念事項も露わにしているようだ。

煉獄杏寿郎の“炎”をガチ再現するコスプレイヤーも

 とはいっても、アニメファンの強烈な熱意は万国共通。鬼滅キャラの衣装に身を包む海外コスプレイヤーも登場している。  その中でもガチな演出をしている者がいた。カナダの人気コスプレイヤーPhil Mizunoである。彼は10月17日、煉獄さんのコスプレをインスタグラムに投稿。

 煉獄さんは“炎の呼吸”の使い手であるが、なんと、炎まで再現している。油を浸した模造刀に着火し、燃え盛る“日輪刀”を構えた状態で撮影(って、さすがに危険過ぎる気も。室内で真似をしてはいけない)。  これには約2.8万の「いいね!」が付けられ、「SO COOL!(めっちゃカッコいい!)」などのコメントが寄せられていた。日本に限らず、世界のオタクたちの目は、いま煉獄さんに向けられているようだ。<文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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