更新日:2020年11月13日 16:19
エンタメ

木原瑠生 & 小野莉奈 & YOASOBIに聞いた「何ものにも代え難いもの」

小野莉奈「お互いの念願の夢が叶ったことへの驚きもありながら、同級生にも観られる!という恥ずかしさも感じました」

11月13日に公開される、映画『たぶん』ポスター

11月13日に公開される、映画『たぶん』ポスター

 そんな小野とikura、実は学生時代からの大親友。ゆえに今回のプロジェクトでのコラボに喜びもひとしおだ。ikuraは「中学時代から一緒に仕事ができるように頑張ろうと夢を語り合ってきた仲だったので、こんなに早いうちに夢が叶うのは嬉しかった。当時の自分たちに教えてあげたいくらい」と破顔。小野は「お互いの念願の夢が叶ったことへの驚きもありながら、同級生にも観られる!という恥ずかしさも感じました」と照れつつ「それ以上にYOASOBIの楽曲の世界観をいかに壊さずにできるかという責任感もありました。普段以上に美しく映るべく、2時間くらい湯船につかってから撮影に向かいました」と気合もみなぎった。  ikuraから小野の魅力を熱弁されたというAyaseは「二人にとってものすごくエモいことが起こっているんだろうと感じましたし、それは僕も嬉しい出来事。作った楽曲から派生してエモい絆エピソードに繋がるとは思わず。楽曲にも映画にも携われてよかった」と嬉しそう。木原も「原案があり、楽曲があり、映画がある。そして親友という絆も。そんな新しい試みに携われたのは嬉しい」と喜んでいる。

映画を観る前と後での、主題歌『たぶん』の印象が変わる

 また4人が異口同音に口をそろえるのは、楽曲の印象の変化だ。Ayaseは「原案、楽曲、MV、そして映画とすべてを堪能してほしい」とアピールし、ikuraも「この映画を観た後に流れる楽曲『たぶん』は、映画を観る前と後では染み方が違う」と指摘。小野は「作品を観終わった後に聴くと違った感じ方を受ける」といい、木原も「作品の中に込められた喜怒哀楽すべてが集約された形で最後の楽曲『たぶん』が胸を打つ」と実感している。  映画『たぶん』は、11月13日より公開される。 <取材・構成/石井隼人>
1984年生まれ、映画好きフリーライター!インタビュー、取材、レビュー、オフィシャルカメラマン、オフィシャルライター
…なんでもやるのでいつでもどこでもなんでもお仕事の御用命お待ちしております!映画パンフレットも結構書いてます!買ってください!
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タイトル:映画『たぶん』
公開日:2020年11月13日 (金)公開

監督:Yuki Saito 脚本:岸本鮎佳 原案:しなの
出演:木原瑠生 小野莉奈 / 寄川歌太 吉田美月喜 /北林茉子 黒澤はるか・めがね 糸川耀士郎
主題歌:YOASOBI「たぶん」
企画・製作:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作プロダクション:and pictures
配 給:イオンエンターテイメント 宣 伝:スキップ (C)ソニー・ミュージックエンタテインメント
公式サイト:https://monogatary.com/tabun_movie/
Twitter:@tabun_movie
TikTok:@tabun_movie

STORY
【ササノとカノン】
大きな物音で目覚めるカノン。別れたササノが部屋を整理しに帰ってきていた。同棲を始めた時、「私たちは変わらない」そう思っていたのに些細なことで少しずつ“ズレ”を感じ、別れを選んだ二人。大学はオンライン授業になり、就職活動を控える中、将来を真剣に考えるカノンと楽観的なササノ。どうしてこうなったの?悪いのは彼なのか、私なのか。たぶん……。

【川野と江口】
サッカー部の川野とマネージャーの江口はビデオ通話をしていた。今頃、最後の大会を迎えているはずだったが、今年は自粛により中止に。努力が報われないまま、憂鬱な受験の話をしていた。通話を切ると川野のラインにチームメイトから江口が東京へ引っ越すと知らされる。3年間チームと自分を支えてくれていた江口のことを思い、気づくと川野は自転車で走り出していたー。

【クロとナリ】
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