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「家電量販店の福袋」にはハズレが少ない理由。販売員がカラクリを解説

今シーズンの狙い目は「調理家電」

調理家電 私が今シーズンの狙い目だと思っているのが調理家電の福袋です。新型コロナウイルスの影響で調理家電の需要が高まったので、その分野に力を入れる家電量販店は間違いなく増えてくると考えられます。  福袋を求めて店舗に足を運ぼうと考えている方は、ぜひほかの商品もチェックするのがオススメです。前述した通り、目玉の福袋でお客様を呼びつつ、ほかの商品も買ってほしいというのが、我々販売員の正直な気持ちです。  お正月はお得感を感じてもらえるように、ポイントを多くつけるなどのサービスを行うことが多いので、ほしかった商品を購入するタイミングとしてはベストだと思います。

「偽の福袋」にはご用心…

 ただし、店舗に行く予定の方は「偽の福袋」に注意してください。チラシに堂々と掲載されている福袋は「まともな福袋」が多いのですが、チラシに掲載されておらず、かつその店が独自に作ったような福袋は売れ残りが詰まった「偽の福袋」可能性があります。  怪しい福袋には手を出さないほうがいいのですが、悩んだときはポップに注目してください。ちゃんとした印刷で作られているポップは全店共通で実施している可能性が高いのですが、手書きのポップはその店が独自で実施している場合は多いのです。  新年早々、残念な買い物をして後悔しないように、店員にアドバイスを求めるのもいいでしょう。
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
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