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YouTubeの広告収益“チャンネル登録者数×10円”の真相

コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、2020年はYouTubeやライブ配信などの動画コンテンツに人気が集中。しかし、そのぶん動画市場は“有名人でも苦戦する”レッドオーシャンとなった。果たして、素人が今さら参入しても勝ち目はあるのだろうか? 「しもふりチューブ」「みんなのかが屋」を担当する放送作家・白武ときお氏と、弁護士資格、税理士資格を保有するYouTuber「タケシ弁護士【岡野武志】」として活動する岡野武志氏に「一般人の闘い方」を聞いた。

YouTubeに“全振り”する芸能人たち

動画で稼ぐ

写真はイメージです

 2020年1月28日号に掲載した「動画で稼ぐ!」にて「2020年こそYouTube元年になる」と断言した週刊SPA!取材班だったが、その直後に新型コロナが日本列島を直撃。ステイホームなどの影響もあり、有名無名を問わず新興YouTuberが急増した。霜降り明星の「しもふりチューブ」などを担当する放送作家の白武ときお氏は、この流れをどう見るか。 「YouTubeに“全振り”している芸能人のパワーが感じられるのが昨今の傾向です。宮迫さんやカジサックさんは片手間でなく本気で取り組んでいる。さらに、かまいたちさんやレインボーさんなど、ネタが面白い旬な芸人のチャンネルも人気です。『ジュニア小籔フットのYouTube』のような豪華な座組みのチャンネルも登場し、往年のお笑い好きに深く突き刺さる内容を発信しています」

一般人が稼げるフィールドは?

 もはやYouTubeは芸能人の独壇場になってしまうのでは? 「これからYouTubeを始める人でも、趣味を生かせば、切り口次第で可能性が開けます。よく見かけるのがクルマ関連。ここ最近“急上昇”に載ったGUNMA-17さんの動画は『幼稚園バス全塗したら戦車になった』など、タイトルもキャッチーです。そのほか、料理系や筋トレ・エクササイズなど、繰り返し見られるようなジャンルも強い。  ただ、登録はしても動画を見ないという幽霊アカウントが増えているため、今後はYouTubeの中で人気を争うというよりは、Netflixやテレビ、恋人とのLINEなどの可処分時間から、どうYouTubeに来てもらうかが課題になるでしょう」 2020年注目ワード ▼クルマ(趣味の深掘り) ▼料理・筋トレ(繰り返し視聴) ▼ぼっち(中年でもOK) ▼無職(なんでもさらけ出す) ▼ビジネス(投資・脱サラ) 「2019年のトレンドは家族系などで平和でしたが、2020年は孤独に無職と悲壮感漂う。松尾芭蕉の短歌のように“何も持ってない”人の言葉が心に響くのかもしれません」(岡野氏)
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ツッコミが続出した広告収益の真相
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YouTube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術

霜降り明星、かが屋を支える、YouTube放送作家・白武ときおが執筆!
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