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予約殺到の格安PCR検査を実際に受けてみた

PCR検査

PCR検査を受けるブースに貼られたレモンと梅干しの写真。笑ってしまったが、これが予想以上に効果てきめんだった

唾液を使った検査のためレモンと梅干しを見る

 受付後、試験管が入った袋が渡されました。これを持ってブースに行き、1.5ml以上の唾液を入れ、最後にシールを貼って終了です。入ってから約5分で全て終わりました。唾液を出すのに時間がかかってしまうのではないか……と不安になっている方もいるかもしれませんが、そこは心配ご無用。全ブースにレモンと梅干しの写真が貼られているので、それをジッと見つめれば、しとどに唾液が溢れ出てきます。シンプル過ぎる手法に思わず笑ってしまいましたが、「これがあるから円滑に進められるのかもしれない」と思えるほど効果抜群でした。

翌日には検査結果が送られてくる

 検査結果は翌日の24時までにメールで送られてきます。参考までに私の場合は、 検査を受けた時間…17:05 検査結果が届いた時間…翌日19:38  と、なりました。SNSを見ると「23時台に届いた」という人もいましたが、24時までにはちゃんと届くようです。
PCR検査結果

メールで送られてきたPCR検査の結果。陰性でホッとしたが、毎日の心がけも大切!

 届いたメールのタイトルは「新型コロナPCR検査センター歌舞伎町店 検査結果 陰性報告」。メールには結果の後に注意事項が長文で書かれており、簡単にまとめると「この検査で陰性でも100%安心しないでください」といった内容でした。確かに無症状の自分が「陰性」と言われたら、少しホッとして気が緩んでしまいそうになります。ただ、陰性だったからこそ、ここからさらに気を引き締める気持ちでいないといけません。  なお、民間のPCR検査で陽性の疑いが出ても、毎日ニュースに出ている新規感染者数の人数に含まれません。陽性だった人は改めて医療機関でPCR検査を受ける必要があります。今回の検査結果を受けて、民間のPCR検査は束の間の安心を買うためのものだと実感しました。無症状で、ちょっとした安心を買いたい人にとっては、2000~3000円は安いと思います。  しかし結果を100%信じたり、陰性で安心してはいけないことを忘れてはいけません。無症状ではあるものの、新型コロナ感染の不安を“軽く拭いたい人”は、受けてみてもいいでしょう。ただ、それ以上に私たちは感染予防を徹底する毎日の心がけが大切だと痛感させられました。
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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