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子供がオミクロン株に感染。症状は軽いが隔離生活は想像以上にツラかった

まさに青天の霹靂! どうなる新学期!?

 我が家は、自営業の旦那とライターの私、3人の息子(小学校3年、小学校1年、1歳)の5人家族だ。コロナ禍で2度目の冬休み、今年もどこへも帰省せず、東京でのんびりと正月を過ごした。  明日から新学期が始まるという1月10日の夜、近親者から「会社でコロナの陽性者が出たから、子供たちも危ういかもしれない」というラインが届く。1月8日の午後、我が家の長男・次男は揃って出かけ、この近親者に会っているのだ。  今後、濃厚接触者になる可能性があり、万が一のことを考えて家族で話し合い、「明日の始業式は休もうか」ということになった。

抗原検査でうっすら陽性反応、じわりと上がっていく熱……

抗原検査

抗原検査キットは、3軒目の薬局でようやくゲット。つい数日前はレジ横に山盛りで売られていたはずなのだが……

 とは言え、何もせずにはいられず、家にいてもいてもたってもいられなくなってしまい、近くの薬局に抗原検査キットを買いに走ることに……。  喉の奥に棒を突っ込み、2分間ぐりぐりして唾液を採取する検査に、息子たちはキャッキャとはしゃいでいた。唾液採取後、15分して判定線を見ると、長男の検査キットにうっすらと陽性のラインが浮かんでいるではないか……!
抗原検査

左が次男、右が長男の検査キット。うっすらとだが、長男のものにだけ陽性の反応がうかがえる。妊娠検査薬ならこれくらいの薄さでもほぼ確定だろう

 それまですこぶる元気だった長男の顔も一瞬にして暗くなる。すかさず体温計を渡してみると、まさかの37.6度。濃厚接触者かもしれないという連絡を受けた、わずか数時間後の発熱。連絡から発症まで、超ハイスピードであった。
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子どもが陽性者、家庭内隔離のルール
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1985年、埼玉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター/編集者に。プライベートでは3人の男児を育てている。趣味は家事をしながらの片手間読書、年間200冊くらいサクサク読みたいところ。

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