仕事

Uber Eats配達員、「受けキャン」で仕事を干される?

桜島の足湯でのんびり

桜島

桜島まではフェリーであっという間

 106日目。配達を休んで桜島観光に出かけることにした。鹿児島港からフェリーで約15分かけて桜島に渡った。
足湯

この足湯は地下1000メートルから湧出する天然温泉を利用しているという

 まず立ち寄ったのは桜島溶岩なぎさ公園である。この園内にある全長100メートルもある足湯に足をつけると、そこから体がじわじわと温まっていく。眼前には錦江湾の穏やかな海面が広がる。ゆっくりと流れていく時間。ふうッと息を吐く。
桜島自然恐竜公園

桜島自然恐竜公園には恐竜模型が何体も置かれている

コンビニ

桜島のコンビニは火山灰対策で入り口が二重構造に

 この旅のゴールである沖縄まであともう少し。そのとき、僕はウーバーの配達で稼いだ分しかお金を使ってはならないというルールからようやく解放される。このルールがあったおかげでこの旅はゲームとして面白くはあった。
小林ていじ

所持金3万円で東京を出発、「Uber Eats」の配達で旅費を稼ぎながら沖縄まで自転車で旅する筆者・小林ていじ(撮影/藤井厚年)

 しかし、ここまで旅してきてつくづく感じることがある。

自分の人生にルールを課すべきではない

 それは自分の人生にはなにもルールを課すべきではないということである。ウーバーの配達も人生もルールが多ければ多いほど心は重くなり、自由に動けなくなる。本来、人生はなんでもあり。こうでなければならないとか、こうしなければならないとかそんなものはなにもない。すべてのルールを取っ払って心を自由に解放させればいいのだ。  沖縄にゴールしたとき、僕は……。  足湯から足を出すと、そこに吹きつける風が少し冷たい。タオルは持ってきていなかったのである程度自然乾燥するのを待ってから靴下を履いた。そして顔を横に向けると、無言で聳える桜島火山の雄大な姿がそこにあった。  
桜島火山

間近に眺める桜島火山の姿は圧巻だ

【103日目】 <支出> 食費:1714円 <収入> 4553円 残金:4814円 【104日目】 <支出> 食費:1455円 <収入> 7908円 残金:1万1267円 【105日目】 <支出> 食費:1402円 <収入> 6310円 残金:1万6175円 【106日目】 <支出> 食費:2182円 フェリー:400円 合計:2582円 <収入> 0円 残金:1万3593円 <取材・文/小林ていじ>バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。
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