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月10万円を節約。ゲーム感覚でFIREを目指す方法

今、労働に縛られずに自由な生活を夢見る人が増えている。欧米を中心に世界的流行を見せる「FIRE」理論は「節約し、カネを貯め、そのカネを投資に回し、カネにカネを稼いでもらい早期リタイアする」というもの。日本版FIREを目指す人がまず着手すべきは節約だ。浮いたお金を投資に回せば、着実に夢に近づける。

イニシャルコストを極力抑えて月10万円を節約する

FIRE

イラスト/サダ

 家計再生コンサルタントの横山光昭氏に、節約の秘訣を聞いた。 「男性の中には、妻から渡される小遣い3万円の世界で完結している人が目立ちますね。ですが、家族で協力して戦略的に節約すれば、標準家庭で、月に11万円を浮かせて投資に回すことも可能ですよ」  さまざまな家庭の家計を再生してきた横山氏は確信を込めて言う。 「節約というと、真っ先に食費などの変動費をカットすると考えがちですが、最初に見直してほしいのは『固定費』。なかでも最大の固定費は住居費で、賃貸の場合は月収の25%に抑えるのが理想です。手取り月40万円なら10万円前後の家ですが、それ以上払っている家庭が多いので、まず見直すべき。駅から遠い立地や、もし場所に関係なくできる仕事なのであれば、地方移住も選択肢に入れましょう」  また、大手キャリアのスマホを使っている人は、今すぐ格安SIMに乗り換えるべきだとか。 「スマホ代も立派な固定費。大手キャリアの格安プランが話題ですが、それでも3000円前後します。格安SIMだと月額1500円程度のプランもあり、さらに抑えられます。手続きが面倒だからと思考停止に陥ってはいけません」

「節約をゲーム感覚で楽しめるようになる」方法とは?

 固定費の見直しが終わったら、次は変動費の節約。日々の光熱費も、工夫次第で安くなるという。 「家族なら、ガス会社の『ガス・電気セット割』など、電力自由化のプランを利用するとお得になります。シャワーヘッドを節水仕様に替えるだけで、4人家族ならガス代と水道代を年間4万円弱も節約できることも。地味ですが、やってみる価値はあります」  横山氏は、男性は一度ハマれば節約が楽しくなるはずという。 「単に節約するだけではなく、そのぶんを投資に回すという目的意識が生まれると、節約をゲーム感覚で楽しめるようになってきます」  これがFIREへの第一歩だ。
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持ち家vs賃貸。最短でFIREするならどっち?
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