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PTAがツラい…。子供のための活動なのに、組織に振り回されて

家計にも影響するPTAの活動

PTA

好きな人は大好きだが、あまり人気のないPTA。なぜか存在し続けている

 また、この時期がやってきた……。新年度が始まると同時に訪れる第1回目の保護者会。その日に行われるのが、そう“PTA役員決め”だ。3人の子供がいるパート主婦のHさん(39歳)はこう漏らす。 「うちの学校の役員は点数制。本部役員は2点、平の役員は1点で、子供1人につき2点を超えないといけないんです。うちは子供が3人だから、つまり平役員なら6年間引き受けなければならない。すでに2年やりましたが、まだあと4年も残ってると思うと気が遠くなります」  Hさんは、一度は本部役員を引き受けて、合計年数を減らすことも検討しているという。だがそうなると、ほぼフルタイムで働いているパートの仕事は勤務日数や時間を減らさないと両立できないだろうと予想する。 「PTAのために家計が厳しくなるっておかしいですよね……」  とは言え、参加しなければしないで、人間関係は厄介になる。Hさんの憂鬱な気持ちはまだまだ続きそうである。

頻繁な飲み会、ダブル不倫、PTA活動が家庭不和の原因に……

 PTA活動がツラい……。そう感じている保護者は少なくないだろう。都内の小学校でPTA会長を務めたRさん(52歳)はこう話す。 「校長から依頼されたことに加え、うちは地元で長く商売をしており、父も会長経験があるため、半ば義務的にPTA会長を務めました。いやあ、想像以上に大変でしたね。うちの学校には長くPTA役員を引き受けているボスママ的な存在の女性がいて、その人を中心に様々なことが決まっていたんです。  まずは飲み会ですね。そのボスママが飲み会大好きで、他の小学校の保護者や地元の青年会議所のメンバーと頻繁に飲み会をしていたんです」  飲み会は月に1〜2度行われ、二次会、三次会と続き、帰宅は常に午前。母親とはいえ出席者の大半が女性である会で深酒をすることに、当然ながら妻はいい顔をしなかった。 「PTAを口実に、ただ飲み会を楽しんでいるだけじゃないの?って責められましたよ。僕にとっては苦痛でしかなかったので、半年くらい経った頃に、『健康診断で病気が見つかり、ドクターストップがかかってしまって』と断るようにしました」  さらに、問題に感じたのが飲み会費だったとRさんは言う。一次会はPTA会費から捻出されるが、二次会以降はなんと会長負担がこれまでの慣習だったというのだ。 「頻繁に行われる単なる飲み会の会費が、父母から集めたPTA会費で賄われていること。二次会以降は各校の会長が負担するのが通例だったんです。え? 俺が払うの?って不満顔になりそうでしたけど、大人なので堪えましたよ。  ちなみに、例のボスママは『PTA役員になればタダ酒が飲めるよ』を口説き文句に役員メンバーを集めていたとも聞きました。人のお金でタダ酒を堂々と飲む姿勢もおかしいし、そもそも人妻がよそのダンナと夜中まで頻繁にお酒を飲むっていうのもおかしくないですか?」  もちろん理解のある夫で、「子育て関連は任せっぱなしで悪いね」と快く送り出してくれる家庭もあるだろう。一方で、家庭内別居状態など夫婦不和の逃げ口としてPTA活動を選ぶ人がいてもおかしくない。結果、Rさんの学校でもW不倫が出てしまったと言う。 「あの2人が付き合っているらしい、2人で飲んでいるのを見た…そんな噂が耳に入るようになりました。もう、知らないふりをするしかないですよ。問題が多いと感じることがたくさんありましたが、何かを変えるのも難しかった」  下の子の卒業のタイミングで会長を辞められたRさんに、PTA活動の感想を聞くと「いい経験になった」と苦笑いをしていた。
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PTAを廃止したら……
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