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“疑惑”の河村たかし氏が優勢。市長選で河村ラブな、名古屋人の謎気質

判官贔屓な名古屋人気質が河村人気を支える!?

 なぜリコール署名事件の渦中の人となった河村氏が、ここまで善戦しているのだろうか。そのワケを前出の議会関係者はこのように語る。 「名古屋人は東京や政府といった存在に対して、『なにクソ』という気持ちを持つ人が多い。享保の改革を巡って幕府の徳川吉宗と対立して失脚した尾張藩主・徳川宗春の話を持ち出して、『あの頃から、名古屋人は江戸(東京)が嫌いになったんだわ』という人もおるくらい。政治も『民主王国』と言われるほど、民主党系議員が多く輩出される地域で、伝統的に判官贔屓(ほうがんびいき)が名古屋人気質とも言われる。  そんな中にあって、河村さんはテレビなどで小馬鹿にされることも多い名古屋弁を使って、政府のやり方に舌戦を繰り広げ、『名古屋は日本の中心、最高だがや!』とぶち上げる。何かにつけてネタにされ続けた名古屋人にとって、アイデンティティとも言える名古屋弁で声高々に国とやり合い、名古屋を持ち上げる姿を痛快に感じた人は多い。  リコール騒動からこっち、そんな河村さんがテレビや議会で吊し上げられるのを見て、『オレたちの河村さんがいじめられとる! 助けたらなあかんがや!』と思った方は予想以上に多かったんだろうね」

どっちが勝っても遺恨は残るか……

 河村氏が勝てば、村・村戦争は続くことになるわけだが、こうした愛知県VS名古屋市の状態は、県民、市民にとって何一ついいことはない。前出の記者は呆れ顔だ。 「コロナ対策を巡って足並みが揃ってないのは、まぎれもない事実。横井さんが勝てば、そりゃねじれはなくなりますよ。ただ、それでも河村さんの人気は強いので、市民の間に遺恨を残すことになりかねない。どっちが勝ってもしばらくはゴタゴタしそうですね」  運命の名古屋市長選、その行方に要注目である。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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