仕事

藤井聡太の師匠に学ぶ「部下や後輩の育て方」

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第262回

歴代単独1位となる29連勝を達成した藤井聡太

 こんにちは、佐々木です。今回は「部下や後輩の育て方」について話します。
佐々木

写真はイメージです

 将棋の藤井聡太棋聖はデビュー戦から負け知らずで、歴代単独1位となる29連勝を達成しました。この大記録は多くのメディアで取り上げられ、将棋ファン以外も関心を寄せる大きな話題になりました。  そんな大記録を樹立した藤井棋聖も、プロ昇格を果たした奨励会三段リーグでは13勝5敗という成績でした。プロになれるのは三段リーグに参加した30名前後のうち、上位2名のみ。しかも、藤井棋聖が参加したリーグは12勝6敗が5名いる接戦でした。

師匠がかけた言葉

 この三段リーグの際、藤井棋聖の師匠である杉本昌隆八段は、「心配していないから」と励ましたと言います。この励ましは単なる気休めではなく、杉本八段自身の体験に裏打ちされています。  杉本八段には板谷進九段という師匠がいました。当時、16歳で二段だった杉本八段は不調に陥り、「負ければ降格」という局面を迎えていました。この時、板谷九段は「杉本のことは心配しとらん。いつか必ずプロになる」と、杉本八段のことを励ましたと言います。  この板谷九段のことを振り返って、杉本八段は「弟子の未来を信じる大切さを学んだ」とインタビューで答えています。つまり、自分自身が「心配していない」と師匠に励まされた経験があるからこそ、同じように「心配していない」と弟子を励ましたということです。
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自発的な成長とは?
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