仕事

サッカー・中村憲剛に学ぶ「リーダシップの取り方」

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第264回
佐々木

写真はイメージです

リーダーシップの取り方とは?

 こんにちは、佐々木です。今回は「リーダーシップの取り方」について話します。  昨年12月、サッカーの中村憲剛選手が現役を引退しました。中村選手は2003年から18年にわたって川崎フロンターレに所属。3度のJ1優勝に貢献し、引退セレモニーには1万人を超えるサポーターが集まりました。  J1初優勝を果たした2017年、川崎フロンターレは元旦の天皇杯決勝で鹿島アントラーズに敗れ準優勝。11月のルヴァンカップ決勝もセレッソ大阪に敗れ準優勝。さらに前年のリーグ戦も準優勝だったことから、「また2位で終わるかもしれない」という諦めムードがシーズン終盤に漂いました。

2位にはなれても優勝できない

 このとき、中村選手は「チームを焚きつけなければ」と考え、練習中にボールを持っている相手に対して、いつもより激しくぶつかるようにしました。また、キャプテンの小林優選手と集まって、「この雰囲気で負けたら、絶対後悔する」と話し合いました。  こうした働きかけの結果、「チームに再び戦う雰囲気が生まれた」と言います。そしてその言葉通り、川崎フロンターレは残りのリーグ戦で3連勝し、J1初優勝を果たしました。  中村選手にとって、他のチームメイトは「フォロワー」です。同じチームメイトでも、人の上に立つリーダーと、その下につくフォロワーでは見える風景がまったく異なります。  フォロワーは勝敗という結果に注目します。それに対して、リーダーはその結果に一喜一憂しているフォロワーに注目します。結果そのもの以上に、「もうダメだ」と沈んでいるチームメイトを見て、「自分が奮い立たせよう」と心構えを持つのがリーダーです。
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精神的な支柱として
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