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資産2億円男の節約術。ムダづかいしがちな8項目「大画面テレビは非生産的」

自分のムダづかいにきちんと向き合おう

飲み会①ギャンブルや飲み会  友人との付き合いでギャンブルをしたり、飲み会に参加することでお金を失うことはもちろんですが、それ以上に、限りある時間を自分のスキルアップに使えないことは、大きな損失です。 ②2次会や締めのラーメンなどよけいな食費  飲み会や宴会に参加すると、流れで2次会で別の飲み屋に行ったり、ラーメン屋に立ち寄るという方は多いのではないでしょうか。すでにけっこうな量のアルコールやカロリーを摂っているのに、そのうえさらに飲み食いをすることは果たして身体にいいことなのでしょうか? また、お金や時間のムダでもあります。  若いうちはともかく、歳をとるほど身体に負担がかかり、健康を害する要因になるので、なるべく控えるようにしましょう。 ③なんとなく立ち寄るカフェ  時間があるときに、なぜか立ち寄りたくなるスターバックスコーヒーなどのカフェ。コンビニやマクドナルドであればコーヒー1杯100円で買えます。なぜその3倍も払ってラテを飲む必要があるのでしょうか? あなたは自分が1カ月間にラテマネーにいくら支払っているか把握できていますか? 支出した分、気持ちのリフレッシュや良い人間関係が築けていますか? ④確たる目的のない資格取得  資格取得の学校や通信講座に申し込んでみたものの、いつしか授業についていけなくなってしまい、足が遠のいている、勉強をやめてはいませんか? あるいは、勉強を続けているにしても、そもそもその資格は本当に自分に必要か、きちんと考えましたか?  確かに、資格を取得することは昇給や再就職に有利です。しかし、その資格を取得するためにかけた時間や費用を回収できる見込みはありますか? 資格を取ったあとの使いみち(たとえば、転職、独立、留学など)は決まっていますか? もし、そうでなければ、お金と時間のムダになる可能性があります。

チェックポイント⑤〜⑧

財布⑤衝動買い  50パーセントオフとか70パーセントオフといった値札に釣られて、たいして欲しくもない品物を買って、あとで後悔したということはありませんか? あるいは、店頭で気に入って買ったものの、数回しか袖を通していない洋服がクローゼットに眠っていませんか?  お金を貯められる人は値段がいくらかの前に、本当に必要かどうかで購入する/しないを判断しています。ですから、あなたも「安物買いの銭失い」をしないようにサイフの紐をゆるめる前に思案するクセをつけましょう。 ⑥通わなくなったスポーツクラブや習いごと  入会月会費無料の言葉につられて入ったものの、最初の数回通っただけのスポーツクラブに入会したままではありませんか? 最近は忙しく通えていないのなら、面倒くさがらず退会しましょう。ずるずると在籍しても、得するのはスポーツクラブだけです。  スポーツクラブや習い事の教室などは、まず自分が確実に通える日数を想定し、1回あたりの利用料がいくらになるかを試算し、納得できたときだけ入会することが大切です。 ⑦ろくに観ていないネットのサブスク動画  特定のドラマを視聴するために複数契約した Netflixなどの動画サブスク(動画見放題の定額サービス)はお得に感じます。しかし、月額料金1000円を払っていても月1〜2本しか視聴しなければ、レンタルDVDよりも割高です。  いつでも動画が観られることに満足してしまい、ほとんど利用しない動画サービスの会費を払い続けていませんか? また、複数の動画配信サービスを契約して、よけいな出費を増やしていませんか?  動画配信サービスもスポーツクラブなどと同様に、自分が1カ月にどれくらい視聴するかを見積もってから契約するかを決めるようにしましょう。 ⑧大画面テレビ、座り心地のいいソファ  ゆったりとしたソファに座り大画面テレビを観る——一見、いい買い物のようですが、こうした環境を作ると、たいていの人が寝るとき以外の多くの時間をソファですごすようになり、生産的なことに使う時間が大幅に減ります。ですから、「投資の勉強をしたい」「何かスキルを身につけたい」などという人は、買わないことをおすすめします。
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意義ある使い方をするとお金は増える
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「金持ち脳」になって自由な人生を手に入れる 攻めの節約

不動産投資で2億円以上の資産を貯めて、自衛隊を40代でアーリーリタイアした著者が教える、お金を貯める(増やす)ための「節約の極意」。著者が自衛官時代から億万長者になった今でも続けている、「正しい(お金持ちになるための)節約術」「人生を変えるための攻めの節約術」をできるかぎり、具体的かつ詳細に紹介する。
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