お金

資産2億円の高卒・元自衛官が教えるお金が貯まらない本当の理由

 コロナ禍をはじめ、社会や経済が不安定な今。だれもが「お金持ちになってラクになりたい」と考えているはずだ。しかし、大半の人がうまくいかない。そんななか、億万長者への第一歩として“正しいお金の使い方&節約”の重要性を説くのは、高卒の元海上自衛隊員で現在は投資家の生方正さんだ。 「お金が貯まらない理由は、自分のやりたいことがわかっていないからなんです。わかっていれば当然、節約するようになるはず。次第に、お金の使い方の費用対効果が考えられるようになる。その能力を投資にもっていくと、最終的にはリタイアできる」
生方正

海上自衛隊時代の生方正さん

 自衛隊に在籍していた当時から投資と節約術を駆使して“億り人”に。46歳でアーリーリタイアを実現した。そして、『「金持ち脳」になって自由な人生を手に入れる 攻めの節約』(WAVE出版)を上梓した生方さんに、お金持ちになるための基本的な考え方を聞いた。

「やりたいこと」「実現したいこと」を明確にする

 億万長者と聞けば、派手に遊んでいるというイメージを持たれるかもしれない。だが、生方さんは、かつて海上自衛隊員として南極まで行ったほど。その功績で7度の表彰を受けるなど、真面目に勤務していた。その一方で、投資と節約を実践することで、退職時には2億円を超える資産があったという。現在は不動産、株式などの不労所得で年収1000万……。 「私は高校時代、偏差値45程度で大学にも行けませんでした。そんな人間でも“やりたいこと”を明確化して億の資産を築くことができました。いま振り返ってみると、勉強や努力はもちろんですが、『節約』が人生を変えてくれたと思います。当初は面倒で効果が低いと思っていましたが……。  私の場合は、元気なうちに旅行がしたかった。老いる前にユーラシア大陸横断のような旅したい。それが『目的』です。実現するためには、何が必要か。健康、時間、お金です。  健康は仕事で運動をしていたのでケガに気をつける。節約して元手を作り、投資によりお金にお金を稼いでもらえば、自動的に時間は手に入る」

たんなる“ケチな人”ではない

 今でも体に染み付いた節約を実践しているという生方さん。目先の欲にかられて支出するべきではないという。具体的には、将来役に立たないコト、必要がないモノ、会いたくない人や嫌いな人に、わざわざお金と時間を使うべきではないのだとか。  一見、“ケチな人”と思われるかもしれないが、そうではない(じつは、筆者は生方さんと知り合って10年になる)。単純に「時は金なり」なのである。  たとえば、次の質問にみなさまはどう答えるだろうか。 <あなたの自宅から200メートル離れたスーパーで、定価120円のペッドボトルの水が100円で売られていたとします。一方、毎日の帰り道沿いにあるコンビニエンスストアでは定価です。あなたはどちらで買いますか?>(『「金持ち脳」になって自由な人生を手に入れる 攻めの節約』より抜粋)
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「金持ち脳」になって自由な人生を手に入れる 攻めの節約

不動産投資で2億円以上の資産を貯めて、自衛隊を40代でアーリーリタイアした著者が教える、お金を貯める(増やす)ための「節約の極意」。著者が自衛官時代から億万長者になった今でも続けている、「正しい(お金持ちになるための)節約術」「人生を変えるための攻めの節約術」をできるかぎり、具体的かつ詳細に紹介する。
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