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新型コロナ”変異株”に感染した漫画家が警鐘「軽症でも匂いが完全に消える」

感染力も症状も絶対に甘く見てはいけない

 療養施設ではほとんど寝て過ごしたという大沖氏。5月17日に自宅に戻るもなかなか体調は好転せず、5月19日に2本目の漫画を投稿。療養施設での体験談がまとめられており、「わかりやすい」と評判になり、瞬く間に拡散することになった。 「漫画は、僕のように注意していても感染する可能性はあるし、たとえ軽症でもつらいよというのが、少しでも多くの方に伝わればと考えて公開しました。僕が特に大変だったのが、関節痛と鼻の痛みです。鼻の痛みは10日ほど続いて、匂いもわかりませんでした。鼻は1か月で9割ほどよくなりましたが、たまに違和感を覚えることもありますね。自分が変異株に感染していたことを知ったのは自宅に戻ってからでしたが、感染力も症状も絶対に甘く見ずに、これからも警戒をしてもらいたいと思っています」  変異株が猛威をふるう諸外国では再び感染の急拡大が続いている。新型コロナウイルスは、決して縁遠い危機ではないことを忘れてはいけない。 ▼プロフィール 大沖(だいおき)氏 漫画家。『はるみねーしょん』や『ひらめきはつめちゃん』『わくわくろっこモーション』、『たのしいたのししま』『小学生半沢直樹くん』などを手がける(Twitterアカウント:@daioki
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