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Zoffのメガネ、トレンドは韓国風。コロナ禍で消費者志向に変化アリ

コロナ禍で飛沫防止や曇りにくいレンズの需要が高まる

飛沫対策

コロナ禍では生活のシーンに合わせたメガネの需要が高まっている。写真左からoff NIGHT&DAY(品番:ZY212G09_72F1)、目への飛沫対策にもなるメガネ「AirVisor」(品番:ZN211012_14E1)

 また、昨今のコロナ禍で需要が高まっているのが、目への飛沫や花粉をカットするメガネだという。 「鼻や口のみならず、目元への飛沫対策をしたいというニーズが合致し、非常に販売数を伸ばしています。また、マスク着用が日常的になっていることから、くもり止めコートのレンズや、曇り止めスプレーも人気となっています」  新しい生活様式が社会に定着しつつあるなか、アイウェアをまとうシーンによって消費者志向の変化も生じているそうだ。 「例えば普段サングラスを着用する人の場合、マスクにサングラスを併用すると少し怪しく見えてしまう懸念もありますよね。このような状況から、旧来のサングラスの王道だった濃い目のグレー、ブラウンから、最近では薄い色のブルーやグリーンなど明るいレンズカラーを選ぶ人も増えていると思います。また、テレワークが普及したことで、ブルーライトカットメガネの需要も増えている状況です。  ちょっと面白いところだと、弊社が出している『Zoff+集中』は作業に集中しやすい環境を作るために、周囲の視界を遮断する着脱式のフードが付いているんですよ。今後は、ライフスタイルのシーンに合わせた機能重視のメガネが多く出てくるのではないでしょうか」

たくさんかけ比べ、自分に似合うメガネを探す

 一方で消費者志向が変わっても、やはり顔を印象づけるアイテムだからこそ、「自分に似合うメガネ」を選びたいもの。  早川さんにおすすめの選び方について聞いたところ、「まずはたくさんの種類をかけ比べてみること」だという。 「Zoffの場合、約2週間に一度のペースで新作フレームが出るくらい、とにかくたくさんの商品が店頭に並んでいます。なので、まずはメガネショップへ足を運んで色や形、フレームなどさまざまなタイプのメガネをかけてみることをおすすめしたいですね。かくいう私も学生時代は、自分のお気に入りのメガネを選ぶ際に数百本のメガネを試しにかけてみて、その中からお気に入りのものを選びました。 『顔型に合わせたメガネ選び』のようなセオリーもありますがあくまで参考程度に、自分の見られたいイメージや、どのような場所で使用するか生活スタイルをイメージしてメガネを購入するといいでしょう。あくまで個人の感想ですが、私はファッションに合わせることをイメージして購入し、たくさん使い込むほど自分の顔に馴染んでくると感じています」
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ファッションに合わせたメガネの取り入れ方
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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