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弘中綾香アナの高級ラウンジバイト疑惑「入会費100万円のラウンジってどんな場所?」

私服で接客、客はパパ活おじさん

「Birth NISHIAZABU」ではないが、筆者は過去にこのような脱法ラウンジに客として訪れたことがある。弘中アナが勤務していたといわれるほどの高級店ではないが、料金はセットで3万円程度。女性キャストのほとんどは大学生で一般的なホステスのようなドレスではなくワンピースなどの私服で接客していた。  これは、万が一警察が来たときに働いているのではなく男性客と一緒に来た客のフリをするためだと言われている。当時のラウンジ関係者に話が聞けた。 「あくまでも普通のバーという建前で、キャストのコたちもバーに遊びに来た女のコという設定。風営法の許可がなければ店員の女性は横に座って接客はできません。店で出会って仲良くなったから席で一緒にお酒を飲むということにしていたんです。普通のコはドレス着て飲みに行かないでしょ。だから基本は私服。でも、これが客にはウケるんですよね、素人っぽいって」  なお、客は芸能関係者などの業界人よりも経営者などのいわゆる港区男子や、今でいう金持ちのパパ活おじさんが多かった。

壊滅状態だったが数年前から復活傾向

 しかしその後、尾関氏の件を皮切りに脱法ラウンジは次々と摘発され、素人女子大生はギャラ飲みやパパ活へと移行していった。だが、2~3年前から港区界隈では会員制ラウンジが再びブームになっているという。業態はキャバクラやクラブと同じだが、店内は驚くほど広くて豪華な内装。女性キャストは店の規模にもよるが多いところで200人以上が在籍する店もあるという。料金はセット2万円前後とリーズナブルで男性会員は30代の若手実業家が多く、婚活やパパ活目的のために働く女性も中にはいるという。  今となっては高級ラウンジに脱法というイメージを持つ人は少ないだろうが、10年前には少なからず存在していた。弘中アナが勤務していたラウンジが脱法店かは定かではないが、当時のラウンジといえば尾関氏の件もありイメージダウンは避けられないのかもしれない。ましてやアナウンサーはイメージが重視される職業だ。  過去には現・日テレの笹崎里菜アナウンサーが銀座のクラブでホステスのアルバイトをしていたことが発覚し内定を取り消されたことがあったように水商売に関わっていたというだけでもマイナスイメージと捉えられてしまう。宅飲みスクープのタイミングなだけに、弘中アナの過去は今後もさらに掘り起こされてしまうのだろうか。 取材・文/カワノアユミ
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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