恋愛・結婚

小室友里「女性と話が続かない男」が覚えるべき会話のテンプレート

2回聞いて、1回話すの法則

 男女コミュニケーション専門家の小室友里氏が、30代後半から40代の恋愛ビギナーの男性を恋愛勝者へと導いてくれるインタビュー最終回。同氏は、「恋愛は、仕事と同じマインドで臨んでください。仕事での経験が恋愛に活かされるケースが往々にしてあるからです」と断言する。仕事での経験は、女性との会話にも役立つという(以下、「」内のコメントはすべて小室氏)。
小室友里

小室友里氏

 一般的に男性は論理的に話をし、女性は感覚的に話をするといわれている。会話の目的が違う女性と話すときの基本姿勢の極意は、主に2つにわかれるという。 「1つ目が、『耳は2つ、口は1つ』の実行です。耳が2つあるのは口の2倍必要であり、ご自身が話すことの2倍、お相手の話を聞きましょうという意味で、仕事がデキる経営者や管理職の方が実践しています。お相手の話を2つ聞いたら、自分の話を1つすると決めておけばいいだけです。  難しく考える必要はありません。以下の相槌を打って、会話をつなげていきましょう。 □そうだよね □わかるわかる □いいね~ □どうして? □本当? □ウソでしょ~?  このような言葉を使うと、お相手に気持ちよく話してもらうことができます。また、『あなたの話をきちんと聞いていますよ』という気持ちが伝わります。女性は、自分の話を丁寧に聞いてもらえると、『大切にしてくれている』という感情が起きやすいものです。結果、『自分をお姫様扱いしてくれている』と感じ、お相手にとってスペシャルな存在に昇格できるのです」

女性の話を聞き続けるのに“忍耐力”は必要?

小室友里 だが、女性の話が長くて耐えられなくなる恋愛ビギナーもいるのでは。 「たしかに、女性の話を聞き続けるには忍耐力が必要かもしれません(笑)。ですが、ビジネスの場でお相手に、話を聞き飽きた表情をみずから見せるでしょうか? 見せませんよね。もっとも女性に嫌われる、お相手がお話中にビジネスでカットインするでしょうか? しませんよね。実はみなさん、仕事では経験済みのことなのです。やればできるはずで実力を発揮していないだけなのに、仕事と恋愛を切り離して考えるから、恋愛の場面においてだけ素を見せようとしてしまうのではないでしょうか。 『ありのままの自分を好きになってほしい』という男性は多いですが、土台無理な話。そんな異性は、母親しかいません。厳しい言い方になりますが、ご自身を変える努力をしないから、30代後半から40代になっても恋愛ビギナー男子のままなのです。3つの極意をやるかやらないかをご自身に問いかけ、実行する人のみが恋愛ビギナー男子から脱していきます」
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うちの・さくら。フリーインタビュアー、ライター。2004年からフリーライターとして活動開始。これまでのインタビュー人数は3800人以上(対象年齢は12歳から80歳)。俳優、ミュージシャン、芸人など第一線で活躍する著名人やビジネス、医療、経済や一般人まで幅広く取材・執筆。趣味はドラマと映画鑑賞、読書

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