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カービィ、マリオ、ゼルダ…あの人気ゲームの「キャラの名前」はどのようにして生まれた?

おなじみのキャラの原点は?

星のカービィ ディスカバリー

車や自販機になる新要素「ほおばりヘンケイ」が注目される『星のカービィ ディスカバリー』

 3月25日に『星のカービィ』シリーズ最新作『星のカービィ ディスカバリー』が発売されます。今回はシリーズ初となる3Dアクションということで期待が集まる一作です。  このカービィを筆頭に、任天堂は数多くの人気キャラを生み出してきました。ということで今回のコラムは、任天堂キャラの名前の由来を調査。諸説あるものが多いですが、おなじみのキャラの原点が見えるようで元ネタ探しは楽しいですよね。

●カービィ(『星のカービィ』シリーズ)

 もともと初代『星のカービィ』(ゲームボーイ)は、『ティンクル★ポポ』というタイトルで発売予定でした。しかし、発売元がHAL研究所から任天堂に移る際にタイトルも変更され、主人公の名前も「ポポポ」から「カービィ」に変わりました。 「カービィ」の名前は、候補のひとつとしてリストアップされていたそうで、それを見た任天堂の宮本茂さんは任天堂アメリカの弁護士だったジョン・カービィ(John Kirby)さんと同じだと気づき、そのつながりが面白いと感じたとインタビューで語っています。  また、カービィがリストにあったのは、掃除機で有名なアメリカのKirby社をイメージしたからという説もあり、正確に名前の原点が何かははっきりしていないようです。

『星のカービィ』ポータルサイトのシリーズヒストリーで紹介されている初代『星のカービィ』

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『どうぶつの森』でおなじみの“とたけけ”は?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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