どうして昔のミュージシャンはクスリにハマっていったのでしょう? 今はクリーンになったビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは、アーティストが薬物に期待する効果とそれに頼る心理を、こう分析しています。
「作家とか脚本家とか、クリエイターの多くは仕事のスピードアップや、作品に関して壮大なビジョンを得るために、カフェインやアンフェタミン(覚醒剤の一種)を使うんだ」(『SONGWRITERS ON SONGWRITING』 Paul Zollo Da Capo Press edition 2003 p.128 筆者訳)
洋楽を聴く日本人が抱くドラッグのイメージも、だいたいこんな感じですよね。