続いて試したのは、昨今人気の「CBD」（カンナビジオール）だ。大麻草に含まれる成分を合法的に用いた商品で、気分を落ち着かせる効果から睡眠改善目的で買う人が多い。 「ウチのお客さんも安眠目的の方が大半ですね。CBDは大麻由来の成分ですが、国内で正規に輸入・販売されているものは、厚生労働省の検査をクリアしています」（CBD専門店「CBD（coffee）」の下村亨太氏） 　そこで、同店で一番人気の液体タイプCBD「Mes」を購入。蓋を開けるとスポイトになっており、「集中したいなら1滴、リラックスしたいなら5滴、ぐっすり眠りたいなら寝る30分前に10滴ほどが使用の目安」とのこと。 　水溶性なのでアルコール以外なら飲み物に溶かしてもいいそうだが、今回は効果を感じやすい舌下に直接垂らしてみると、微妙に苦味を感じるのみ。ただ15分後、全身の緊張が解けたような感覚になり、眠気も訪れたのでベッドに入るとすぐさま眠れた。 【CBD（液体タイプ）】 熟睡度…52% 寝床にいた時間…5時間23分 睡眠時間…4時間47分 　スコアに目立った変化は見られないが、舌下に垂らしてほどなく心身ともにリラックス感があり、あっという間に眠れた。 　また、男性に人気が高いのはVAPEタイプだ。市販されている「スムースビップ『ポケッティー』」を試すと、リキッドにCBDの成分が配合されており、吸った後にはリラックスできる感覚が……。翌朝、なんとアプリのスコアも驚きの高得点が！ 「睡眠薬が不要になったという人もいる」（下村氏）というCBDの効果は確か。ただし、ネット通販だと違法品もあるので、お店選びは慎重に。 【CBD（VAPEタイプ）】 熟睡度…64% 寝床にいた時間…5時間56分 睡眠時間…4時間26分 　記者の体質に合っていたのか、VAPEはご覧の高スコア。さまざまなタイプがあるので、自分に合ったものを探してほしい。