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総額100万円、整形失敗も「ネタにしないと“もったいない”」ド底辺グラドルの軌跡

整形失敗も「ネタにしないと“もったいない”」

吉沢さりぃ——グラドルとしては、たしかに血迷ってはいるかもしれませんが(失礼)、ライターとしては面白いネタばかりですよね。韓国で整形に失敗したエピソードなども書かれていました。 吉沢:整形については、取材とか企画とか関係なく、勝手にやって勝手に失敗したんですよ。ただ、まわりに「それ書いたほうがいいよ」と言われて。個人的には書くことに少し抵抗もあったんですけど、やっぱりネタにしないと“もったいない”から。  埋没と眼瞼下垂のセットで非切開目つき矯正という手術をしたんですが、眼瞼下垂の手術って本当は私やらなくてもよかったんですけど、韓国の整形って値段が安いし、「今よりもうちょっと目がパッチリするかな?」みたいなノリでやっちゃって。1年ぐらい死ぬほど目が腫れていました。韓国の整形って治してくれる先生もいないし、ほんとやんなきゃよかった……。 ——総額ではいくらぐらい整形に使っているんですか。 吉沢:書いてないものまで含めたら100万円ぐらいは使っているかと。これでも自分にチマチマ課金していて。膣整形も自腹で5万8000円しましたが、これはマジでやってよかったです。鼻をいじったときは何も言われなかったのに、膣をやった後は友達に「かわいくなった」「なんか肌ツヤ良くない?」と言われることが増えたので。膣を締めると全身が良くなるみたいです。なので、膣整形はまた来年もやろうと思います。すごく痛いんですけど。

意外と自分を客観視している「“吉沢さりぃ”がやったら面白い」

——韓国での整形手術もそうですが、AV撮影のADとかメンズエステ体験入店とか、潜入先選びも肝が据わっています。これは普通のグラドルには絶対できないことをやってやろうということですか? 吉沢:それもありますけど、じつは私自身が「メンエス楽しそう! 興味がある!」というわけでもなくて。“吉沢さりぃ”という人物がやったら面白いんじゃないかと、意外と自分を客観視しているんですよ。 ——吉沢さんのファンの皆様も普通のグラドルを推す感覚ではメンタル崩壊しそうな……。 吉沢:私のキャラ込みで「お仕事、頑張っているね」って声が基本的には多いんですが、いまだに「これ以上やってほしくない」って方もいます。「そんなファンがまだいるんだ!」って感じですけど(笑)。
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最近は“底辺”を自称するタレントも増えたけど…
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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