「出会いを求めるならアプリのほうが効率的」が実は的外れな“現実的な理由”
男女の出会いの場としてマッチングアプリが一般的になって久しいが、「オンラインよりもリアルのほうがむしろニーズが高まっている」と語るのは「モテ」をテーマにしたオンラインサロン「モテモテ塾」を主宰する権藤優希氏。そんな権藤氏に最新の出会いと恋愛のトレンドを聞いた。
コロナ禍の影響もあり、出会いのツールとしてマッチングアプリの存在感がより大きくなってきた昨今。しかし、権藤氏は「最近、『パートナーができた』という人に出会った場を聞くと、その多くがリアルでの出会い」と語る。なぜマッチングアプリからリアルに出会いの場が再び移行しているのか。
「最近の傾向としては、オンラインで出会いを探し続ける人と、オンラインからリアルへと飛び出していく人とで二極化している気がします。ここ数年、『対面で会う機会が減ったのでオンラインでと出会いを探そう』という風潮が強かったが、感染対策や規制がだんだんと緩和の方向に。そうした状況下でリアルの場に積極的に参加している人のほうが恋愛は成就している。まさに原点回帰といったところでしょうか」
現在、権藤氏が主宰するオンラインサロンは20代から30代の男女会員が200人近くいるが、そのオンラインサロンのメンバーを見ても、「最近、パートナーを見つけた男女の大半はマッチングアプリを使っていない」とのこと。
「マッチングアプリよりもリアルのほうが出会いのマッチング率が高い理由はシンプルです。その場限りの遊びや軽いお付き合いを想定するなら、マッチングアプリでも十分にニーズを満たすと思います。でも、その後、長続きする交際や結婚への発展を考えるのであれば、お互いの人間性を見定める必要がある。テキストや写真ベースのやりとりよりは、やはり一度でもリアルで会うほうが相手の人間性は判断しやすいですよね」
「原点回帰」を続ける恋愛市場のトレンド
パートナーを見つけた男女の大半はアプリを使っていない
『あなたの弱みは一瞬で強みになる! 』 「強み」がない人間は、この世に一人もいない。 |
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