仕事

「会社をすぐ辞める20代」に共通する、キャリア志向よりも強い“お客様感覚”

上司や先輩の正しい接し方とは

上司

写真はイメージです

 若者はやる気があるのではなく、「コスパの良い成長の機会を与えられたら頑張ります」という、向上心がありながらも後ろ向きな姿勢が強いことがわかった。一筋縄ではいかなそうではあるが、上司や先輩としてはどのように接すと良いのだろうか。 「『無理しないでね』『今日はもういいよ』といった気遣いは大切です。しかし、この姿勢が続くと『本当はこういうことがやりたいのに』と思っていても、そのことを言い出す機会を失い、“ゆるブラック”認定されて会社を去ってしまうかもしれません。おそらく、こういった意欲のある若者こそ、本来であれば最も辞めてほしくないはず。  時には、優しく接するだけではなく、仕事への思いとか、『今日はちょっと残業してくよ。来年までにやってみたいことがあって』といったことをさりげなく語ってみると良いかもしれません」  後輩の指導には優しくしつつも厳しくすることが求められるようになった。まずは若者の心理や価値観を知っておく必要がある。 取材・文/望月悠木
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki
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