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回転寿司店の迷惑客に憤る店員たち「防犯カメラで衝撃の事実が発覚」

「男性6名で50皿」明らかに少ない皿の枚数に違和感

寿司 金田信二さん(仮名・20代)は、会計を担当をした際に迷惑行為に遭遇した。  20歳前後と思われる男性グループ6人が来店。非常に忙しい時間帯で店内は満席だったという。 「早く店をまわさなければいけないと思い、慌てながら会計処理を行いました。すると、6名で皿の数が50枚程度。勝手な印象ですが、男性6名としては少ないなと感じつつも、テーブルにはその他の皿はなく、そのまま会計処理を行ったんです」  他の客の案内や会計処理を行い、合間の時間で男性6人のテーブルを片付けることにした。テーブルの上を再確認すると、「ありえない光景だった」という。 「テーブル上の皿の数が、会計時よりも明らかに増えていました。100枚を超える皿が置かれていたんです。皿を数える際には、まず皿の種類ごとに重ね、重ねた後に数を数えるのですが……」  皿の種類が混同した状態で置かれており、最初に金田さんが確認したときとは明らかに違っていたそうだ。そこで、会計処理をしていない皿が後から追加されていたことに気づいたと話す。

防犯カメラで確認すると衝撃の事実が発覚

「すぐに店長に報告しました。閉店後に防犯カメラで確認してもらうと、衝撃の事実が発覚しました。私が会計処理を行ったあと、鞄のなかから皿を取り出してテーブルにのせていたそうです」  だが、店長からは金田さんのチェック不足だと叱られたそうだ。 「たしかに忙しくてバタバタしており、テーブルの上しか確認しなかった私にも落ち度はあるのでしょうが、これは客側の意図的な“無銭飲食”で犯罪ですよね」
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迷惑行為は「刑事的・民事的にも大きな責任を負うもの」
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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