更新日:2023年05月15日 14:11
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閉鎖病棟に3回入院した元セクシー女優が明かす「メンヘラの“プロ・アマ”の違い」

 2012年から2年ほどセクシー女優として活動し、現在はトークライブやイベントなどで活躍している白玉あもさん(40歳・@amoshiratama)。
白玉あも

インタビューを受ける、白玉あもさん

 前編ではAV業界へ飛び込む前のSM嬢時代の話や、スカトロ系セクシー女優としての体験談を話してくれた。自称“プロのメンヘラ”である彼女は、若い頃から性に奔放な生活をしていたという。後編では性への考え方を固めるに至ったある青春期のエピソードと、最近閉じ込められた閉鎖病棟について語っていく。 【前回記事を読む】⇒“経験人数1000人以上”元セクシー女優が語る、壮絶半生「自宅には母親と父の愛人が同居」

初体験は15歳の時。相手は同級生の男子

――白玉さんは“プロのメンヘラ”を自称していらっしゃいますが、メンヘラになるきっかけにセックスが絡むという話もよく聞きます。 白玉あも(以下、白玉):あるかもしれません。私の場合は、セックスが性的快楽を求めるものではなかったですね。承認欲求を満たしてくれるものであったりとか、安心感を得られるものでした。それこそ援助交際や泊めてもらうために関係を持ったあと、「なんで……」とか「またやっちゃった」と自己嫌悪に陥ることもあるんです。 ――そうした価値観を形成したきっかけはなんだったんでしょうか。 白玉:価値観といえば、初体験の話でしょうか。相手は中学3年生、15歳の時の同級生でした。もともと気になっている男の子だったんですが、その子が熱を出したので届け物をしに行ったんです。お家には誰もいなかったので、上げてもらってそのまま流れで。  でも最中はよく聞くような痛いとか苦しいといった感覚は覚えてなくて、「周りの子より一歩大人になった」「付き合えて安心だな」と考えてました。まあその後、友人もいるなか目の前で「別にお前と付き合ってねえから!」と言われたんですけどね。  思うに、その経験から「男の人って好きじゃなくてもセックスできるんだ」って価値観が作られたのかもしれません。そこから10代のうちって「人と違う」がカッコよく思えるので、「いろいろな人とセックスする自分って大人だな」と考えてたんだと思います。

メンヘラの“プロ・アマ”の違い

白玉あも――次に、あもさんが思うメンヘラの“プロとアマの違い”は何だと思いますか。 白玉:周りに迷惑をかけるかどうかだと思ってます。私は昔から自分に自信が持てないタイプで、20代からは手首を切ったり、薬を規定量以上に飲むオーバードーズの常習犯でした。ただいわゆるファッションメンヘラ的な感じで、なにか警察沙汰になるようなことはなかったんですよ。閉鎖病棟に入る、2017年までは……。
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2017年に初めて閉鎖病棟に入院
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営業・バス運転手・SEといった職を経験してきたジョブホッパー。編集プロダクションでの修行を経て、現在はフリーライターとして活動中。将来はボルゾイを飼いたいと願ってやまない

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【イベント情報】
白玉あも生誕祭~40になってもやめへんでnight
2023年5月14日(日曜日)に開催
OPEN 17:30 START 18:00
前売 3000円 当日 3500円
※ドリンク別500円
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