更新日:2023年05月15日 14:11
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閉鎖病棟に3回入院した元セクシー女優が明かす「メンヘラの“プロ・アマ”の違い」

2017年に初めて閉鎖病棟に入院

――たしかに白玉さんといえば、最近でも閉鎖病棟へ入院されていました。どういった経緯だったのでしょうか。 白玉:私はセクシー女優として活動してる間も、イベントなどに出させてもらうようになってからも恋人っていなかったんですね。ただ2017年頃に彼氏ができまして、それから「この人を逃したら……」とすごく不安に駆られることが多くなりました。  それこそ相手が血まみれになるくらいまで殴ったり、道端でリスカしたり、道路への飛び出しや建物からの飛び降り未遂を繰り返したんです。それまではファッションメンヘラのレベルに収まる行為だったんですが、この時期はガチで警察に何度も保護されるレベルの状況に。  さすがに何度も当時所属していたタレント事務所や彼氏も手に負えなくなって「休息入院」という形で閉鎖病棟に入りました。病院からの紹介があった調布の病院に「周りの環境を整える必要がある」と自分で考えて入院を決めたんです。

鬱状態で体がまったく動かせなくなる

白玉あも――ご自身で入院を決められたんですね。 白玉:そうです。ただこの病院はとても清潔で、スマホや面会も自由でした。閉鎖病棟なので外出こそ許されませんでしたが、友だちとも自由にやりとりできたので寂しさを感じることはなかったです。ここは作業療法などをしながらゆっくりと過ごして、1か月で退院しました。  でも翌年の2018年、飲んでいた薬が合わなかったのか鬱状態で体がまったく動かせなくなりました。ひたすら体が重くて、風呂はもちろん、目も開かないくらいでした。病院になんとか連絡したところ、薬を中断することと、改めて閉鎖病棟への入院を勧められました。  この時は本当になんの気力も湧かなくて、入院する時も退院の時期についても言われるがまま。医師から「まだちょっと退院は早いかもしれない」と言われても、「なぜですか?」とか言い返す気力がないんですよ(笑)。ここは1回目と同じ病院でしたが、4か月ほど入院していましたね。
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スマホも取り上げられて再び閉鎖病棟に
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営業・バス運転手・SEといった職を経験してきたジョブホッパー。編集プロダクションでの修行を経て、現在はフリーライターとして活動中。将来はボルゾイを飼いたいと願ってやまない

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