「管理職には興味がない」50歳ヒラ社員、年収1500万円の仕事を捨てて辿り着いた幸せ
今サラリーマンの出世に対する価値観は大きく揺らいでいる。収入と仕事量、責任が合わずコスパが悪いとされる管理職より、ライフバランスを優先、悠々自適なヒラ社員人生を好む人も。アラフィフ、年収500万ヒラ社員と年収700万円管理職ならどっちが「得」なのか? 今回は50代ヒラ社員を例に考える。
ヒラ社員といえども必ずしも平凡でツラい毎日が待っているわけではない。これを人生をもって証明するのは、システムエンジニア歴28年の麻生浩司さん(仮名・50歳・年収508万円)だ。
「38歳のとき、5年間交際していた彼女にプロポーズしたらあっさり断られ、自分は結婚には不向きな性分だと自覚しました。そこからは稼ぎの100%を自己投資に使う独身貴族です」
麻生さんは高級時計に目がなく、ドイツのA.ランゲ&ゾーネ、スイスのジラール・ペルゴの時計に計1000万円以上を投入。年4回の旅行ではヨーロッパを周遊して高級時計の工房を訪問する。
ヒラ社員でも幸せな日々を実現
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