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元セクシー女優が「撮影会の裏側」を暴露。「このケーキを目の前で食べて」という非常識な要求も

ルールを徹底しきれていない

たかなし亜妖さん たとえポーズ指定があっても、モデルがカメラマンの要求を断り切れなかったとしたら、ルールなんてあってないようなもの。それなら団体撮影会の方が安全ではないか、という意見が出るかもしれないが、こちらも何ともいえないところである。  たしかに人目はあるが、集団で撮っているのをいいことに写真を流出させる輩がいる。「あのイベントには参加者がいっぱいいたし、用意された枠もたくさんあったから足もつかないだろう」……みたいな。  またモデルが1人の場合、参加人数が多いと正面からのベストショットは撮りづらくなるので、わざと過激なアングル狙いで団体撮影会に潜り込む者も一定数いる。  だからといって、カメラマン1人1人にセキュリティをつけるわけにもいかないし、撮影データをすべてチェックしていたら日が暮れてしまう。 「ルールは定められているけど徹底しきれていない」というのが、撮影会の現状といえるだろう。

撮影会に参加するモデルが抱えるリスク

 撮影会では枠が埋まればまとまったお金を持ち帰れるし、人気商売におけるメリットが生まれる。特にセクシー女優はビデオの売り上げがないと個人のリリースイベントを開けないため、撮影会はファンとの交流ができる貴重な場だ。  地道にファンを獲得すれば知名度向上の手助けとなるが、先ほど説明した通り、参加者の中に“不届き者”は地味に多い。お給料とメリットを得るほどに、勝手に写真をバラ撒かれる可能性はグンと上がってしまう。  カメラマンがわざと撮った過激な写真がネットに載せられていても、海外サイトであれば対処が難しい。何枠も埋まっていれば誰の仕業かも特定できず、泣き寝入りするしか方法がなくなる。
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ファンから「このケーキを目の前で食べて」と言われたことも
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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