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元セクシー女優が「撮影会の裏側」を暴露。「このケーキを目の前で食べて」という非常識な要求も

ファンから“妙な距離感”で接してこられることも

たかなし亜妖さん また個人撮影会が多いと、段々と常連ファンがモデルに妙な距離感で接し始めるのはよくあること。それが恋心なのか下心なのかは知らないが、演者からすると苦痛でしかない。  筆者も売れていないながら、たまに撮影会を開催していたが、ある日常連ファンからケーキを渡された。 「今、目の前で食べてほしい。で、その後ボクにあーんして。その様子を撮りたいから……」とお願いされたが、即座に断ったのを今でも覚えている。差し入れの生ものは何が入っているか分からないし、そもそもフォークが一つしか入っていなかった。この時点で色々と“お察し”である。  私の話は相当稀な例だと思うが、モデルには必ずリスクが伴う。本当の危険性を理解したうえでオファーを受ける参加者は、悲しいかな多くはないだろう。

純粋な参加者やモデルが窮屈にならないためには

 今回の話は、撮影会そのものが悪という話ではない。本当に撮ることが好きで参加するカメラマンもいるだけに、夢に向かって邁進している演者からすると、不届き者の存在は迷惑極まりないのだ。  ただ、あまりにもルール違反が多いため、禁止事項の確認や諸々のチェックが甘い現実は否めない。トラブルが発生しがちな点を無視してはならないだろう。  カメラマンからすれば撮影会は娯楽で、モデルにとっては大切な仕事。参加者が心から楽しみ、努力を怠らない演者たちが窮屈に感じるような事態は、絶対に起きないようにしてほしいものだ。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
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