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“せどり”の副業に限界を感じた34歳男性が、“OEM”で月100万円超を稼ぐまで

成功する人たちの共通点「やるべきことをきちんとやる」

ビジネス 現在、Dさんは病院を退職し、自社ブランドOEMのビジネスだけに集中しています。生活にメリハリが生まれ、家族との関係も良好になったとか。 「忙しいことに変わりはありませんが、自分で仕事に使う時間をコントロールできるようになったことが大きいです。以前は子どもが起きる前に出勤し、帰宅した頃には子どもは寝る間際。家族との時間が圧倒的に少ないことが悩みでした。  しかし現在、平日は妻が出勤するのを子どもと一緒に見送り、保育園への送迎を終えてから仕事を開始するという生活。土日は家族と過ごす時間に専念していますね」 船田寛 ただ単にDさんが人よりも優秀だったから成功できたのではないか……そう思っている方もいるかもしれません。しかしDさんは、「自分は凡人だ」と思っているそうです。むしろ自分は人よりも秀でているわけではないと分かっているからこそ、リスクをとってでも新しい世界に飛び込んだのだと話していました。  Dさんが自社ブランドOEMにかける覚悟を知った私は、かなりの数の指摘や指示を出したのですが、すべてにおいて期待を超えてきたことに驚きました。Dさんに限らず、これまでの連載でご紹介した成功事例の生徒さんには共通点があります。それは真面目であること、やるべきことを素直にやるということです。  このビジネスは、しっかりとステップを踏んでいけば、結果が出ると私は考えています。いかに教えたことをコツコツと行えるかが重要なのです。  一方、成果が出ない人に共通して言えるのは、「本業が忙しいから」などと言い訳をしてやるべきことをやらなかったり、教えたノウハウとは異なることをしていたり……。

自社ブランドOEMは、未来の可能性が開けるビジネス

 Dさんが得たものは「高収入」だけではありません。“人生観の変化”が大きいと言います。 「もちろん、収入が上がったことは良かったのですが、それ以上に人生観がアップデートされたことに喜びを感じています。お金を稼げるようになると、どんどんやりたいことが出てくるんです。今は実店舗を出店したいという夢が膨らんでいるところです。未来の新しい選択肢や可能性について考えられるようになりました」  繰り返しになりますが、必要なのは決して才能などではなく、やるべきことをやる実直さです。まずは一歩踏み出すことから始めてみてください。3か月後にはあなたの人生も変わっているかもしれません。 <構成/松本果歩>
物販コンサルタント。自社ブランドOEMスクール「物販NAVI」運営。かつては大手物流企業に勤めるも給料が少なかったことから新聞配達や深夜の警備員などでなんとか生活。ある雑誌で「せどりで稼ぐ方法」の記事を見つけたことをきっかけに、2011年6月より国内転売をスタート。2014年9月に脱サラ、法人設立後は自社ブランドOEMで月収500万円を達成。現在では物販スクールの講師としてコンサルも行いつつ、売り上げは月商2000万~2500万円をキープしている。YouTubeチャンネル(@navi913)でも情報発信中。
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